ロック画面のカスタマイズ

ロック画面のカスタマイズ

前回まで2回にわたったホーム画面のカスタマイズから時間が経過してしまいました。
今回、やっとロック画面のカスタマイズの経緯をアップします。
ロック画面のカスタマイズを行って1ヶ月経過しましたが、この記事の最終形態で現在も運用しています。

ロック解除での不満点

そもそも、純正のロック解除の手順で不満に思う点は、「Fice ID」でのロック解除後、即ホーム画面にならずロック画面になり、スワイプしないとホーム画面にならない点です。
この不便点は、「Fice ID」採用当初からユーザーの不満点として上がっていました。しかし、「Apple」は改善する気がないようで、今もそのままです。

私は脱獄環境では、それを改善するため、「Fice ID」後のロック画面をパスし、ロック解除後即ホーム画面に移動することができる脱獄アプリ「AutoUnlockX」をインストールしていました。
しかし、入獄環境になった今、「AutoUnlockX」は使えません。
「AutoUnlockX」のように即ホーム画面移動という動作は実現できないので、別のアプローチとしてロック画面での「ウイジェット」を使ってみることにしました。

ロック画面に「ウイジェット」

前回までホーム画面での「ウイジェット」を利用しました。
しかし、「ウイジェット」はホーム画面だけでなくロック画面でも使えると知り、それを利用したのです。

私のロック画面での「ウイジェット」利用の考え方は、
「Fice ID」から直にホーム画面に移動できないのなら
ロック画面から即必要なアプリを起動できれば同じではないか
と言うことです。

つまり、ロック画面を疑似的ホーム画面のように扱うということです。
例えば、ロック画面の「ウイジェット」に「twitter」アプリを設置すれば、「Fice ID」後表示されるロック画面の「twitter」アプリをタップすれば「twitter」が起動します。
ロック画面なのにホーム画面のように操作できます。
ただし、ロック画面での「ウイジェット」は時計表示の下に最大4つだけしか有効になりません。でも、頻繁に使うアプリなら4つでも十分と考えました。

「Quike Widget」

「Quike Widget」アプリでロック画面の「ウイジェット」を設定
「Quike Widget」アプリでロック画面の「ウイジェット」を設定

そのロック画面の「ウイジェット」設置に利用したアプリが「Quike Widget」です。
設定方法は下記ブログなどに詳しく説明されているので参考にしてください。

ロック画面から直でSNSが開ける!「Quike Widget」で、ロック画面ウィジェットに愛用アプリを置く方法
これホーム画面なの!? 「Quike Widget」で作る、ロック画面みたいなシンプルなホーム画面のカスタマイズ術

今回、私がロック画面に設定したアプリ4つは「Twitter(現「X」)」、「Maps」、「d払い」、「みんなの銀行」です。

ロック画面の「ウイジェット」の設定画面
ロック画面の「ウイジェット」の設定画面

「iPhone」で一番使っているのが「Twitter」。なので、「Fice ID」を解除したら最初に立ち上げたいアプリなのでロック画面の「ウイジェット」に置きました。
残りの3アプリは常時使うわけではないのですが、使う時には素早く立ち上げたいアプリです。

目的地までの経路を調べる機会は多くありませんが、使う際にはなるべく素早く立ち上げたいのが「Apple」純正の地図アプリ「Maps」。
他の2つは決済系アプリです。
私のメインの決済系アプリのメインは「Suica」。もっとも、「Suica」は「Apple Watch」の「エクスプレスカード」に設定しているので「iPhone 15 Pro」では使いません。
「iPhone 15 Pro」で決済系アプリを使うのは「Suica」に対応していない場合です。
私は、「Suica」での決済を想定しているので、レジで「Suica」に対応していないことがわかり代替えを用意する際、「iPhone」から探し操作すると時間がかかってしまいます。
そこで、第2の決済方法をロック画面の「ウイジェット」に設定することでそのような場合、迷惑ならずサッと対応できる準備をしておきたいわけで「d払い」と「みんなの銀行」を選びました。

「ライブアクティビティ」の使用を中止

「ライブアクティビティ」は「iOS16.1」から導入されたロック画面下部に「ウイジェット」と同様にアプリを配置できる機能です。
ロック画面の「ウイジェット」が4つに限定さていたのに対し「ライブアクティビティ」はカスタマイズアプリを使用することで4つ以上を設定できるのがメリットです。

私は「ライブアクティビティ」に「ロックランチャー」アプリを使用してました。
素のまま「ライブアクティビティ」を使うと、ロック画面にアプリアイコンが並びゴチャゴチャ感が出てしまい美しくありません。
そのため、アプリアイコンを任意に変更できる「ロックランチャー」アプリを使ったわけです。
これで、ロック画面にアプリアイコンが多数ならんでもスッキリとした見た目になり気に入った環境となりました。

「ライブアクティビティ」のアイコンのカスタマイズには「Aesthetic」アプリを使用
「ライブアクティビティ」のアイコンのカスタマイズには「Aesthetic」アプリを使用
ロック画面下部に「ライブアクティビティ」を設定
ロック画面下部に「ライブアクティビティ」を設定

「iPhone 15 Pro」購入前、入獄環境に移行した「iPhone 11 Pro」で使い始め、便利さを実感していました。
当然、「iPhone 15 Pro」でも設定をしたのですが、「iPhone 15 Pro」では不都合が発生し使用を中断しました。
その原因は、「ダイナミックアイランド」です。

「iPhone 15 Pro」で画面の切り欠きが「ノッチ」から「ダイナミックアイランド」になりました。
これが、「ライブアクティビティ」の使用の邪魔になったのです。
「ダイナミックアイランド」になったことで何が変ったかというと、「ライブアクティビティ」が「ダイナミックアイランド」につねに反映されてしまうのです。

当初、「ライブアクティビティ」の起動時間(秒数)が「ダイナミックアイランド」に常時カウントされました。
「これは、使えない!」と思い、「ライブアクティビティ」をオン、オフしていたら起動時間の常時表示はなくなりました。
いろいろと設定をいじっていたので、どの設定変更で非表示になったのかがわからないのは今後同様の症状が発生した際の解決策とならないので残念です。

また、「ライブアクティビティ」が起動していると「ダイナミックアイランド」が常時使用環境となるため左右に伸びた状態になります。
それだけなら、少々のことなので我慢できます。そのこと以上に気になったのが「ライブアクティビティ」が常時起動しているため、その後に起動したアプリの「ダイナミックアイランド」での表示が右側の狭いスペースでのサブ扱いの表示になることでした。
例えば、「Spotify」などストリーミングサービスの場合、通常はジャケット画像と音量が表示されますが、「ライブアクティビティ」使用時はジャケット画像だけの表示で「ダイナミックアイランド」での表示メリットが半減されます。

「ロックランチャー」アプリで「ライブアクティビティ」を設定
「ロックランチャー」アプリで「ライブアクティビティ」を設定
「ロックランチャー」の「ライブアクティビティ(必須)」をオンにしないと表示されない
「ロックランチャー」の「ライブアクティビティ(必須)」をオンにしないと表示されない

このように、「ダイナミックアイランド」と「ライブアクティビティ」の相性はかなり悪いです。
そもそも、「ライブアクティビティ」を使わないと大幅に使用感が悪化するほどではありません。そこで、問題になっている点の解決策が見つかるまで「ライブアクティビティ」の使用を中止することにしました。

今後の課題

前回2回でホーム画面のカスタマイズ、今回はロック画面のカスタマイズを行いました。
これで、ひとまずカスタマイズが完了です。
「ライブアクティビティ」が希望通りに動作しない点がありましたが、ここは後々に解決策がわかったら対応したいと思い、一先ず完了です。

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