正月休みを利用し、「M1Mac mini」を「macOS 13 Ventura」から「macOS 14 Sonoma」にアップデートしました。
アップデートを実施
メジャーアップデートの場合、どんなバグがあるかわかりませんから、リリース直後は危険です。
「macOS 14 Sonoma」は2023年9月にリリースされましたので正月時点で約3ヵ月経過しています。その間、小さなアップデートも行われ、かつ大きなトラブルの情報もないことを確認した上でアップデートの決断をしました。
「Apple Silicon」機種(M1 Mac mini」)にした際に古いバージョンのソフトウェアは見直ししたことから、今回の「macOS 14」のアップデートに伴ったソフトウェアのトラブルの発生はありませんでした。
ただ唯一、不具合があったのが「物書堂」の日本語入力プログラム「かわせみ3」でした。
現象は、ショートカットでの日本語と英語の切り替えができなったなどです。
しかし、これは想定内。
何故なら、「かわせみ3」は「macOS 13」までしか対応しておらず、「macOS 14」以降は「かわせみ4」にアップデートするようにとのリリースが既に発表されていたからです。
このように、原因はわかっていたので、即「かわせみ4」にアップデートすることで問題は解消しました。
デスクトップ・ピクチャーの変更が可能に
「macOS 14」にアップデートしても、私の通常使いではアップデートしたことによる変化はありませんでした。
そんな中ですが、「macOS 14」にして嬉しかった点がひとつありました。
それが、起動時のデスクトップ・ピクチャーが変更できるようになったことです。
以前から私は「Apple」純正のセンスのないデスクトップ・ピクチャーが嫌いで裏技で自分の好みの画像にカスタマイズしていました。もっとも、このデスクトップ・ピクチャーは「MacOS X」時代のデスクトップ・ピクチャーですが…
しかし、ここ数バージョンは「Apple」がセキュリティーを強化したためらしく裏技を使ってのカスタマイズができなくなっていました。
このため、ここ数年は起動時に無理やり「Apple」純正のデスクトップ・ピクチャーを見せられることとなっていました。
それが、「Apple」の心変わりなのか「macOS 14」から起動画面のデスクトップ・ピクチャーのカスタマイズが裏技ではなく正規の方法で可能になっていました。
センスのない純正「デスクトップ・ピクチャー」を見る必要がなくなったので起動時の精神的安定につながっています(^_^)
「デスクトップ・ピクチャー」ではなく「壁紙」になっていた
一方で、今回の「macOS 14」にアップデートして気付いたのが、「システム設定」内の「デスクトップ・ピクチャー」という表記が「壁紙」になっていました。
「Apple」自身が「デスクトップ・ピクチャー」のことを「壁紙」と称しているのです。
古い「Mac」ユーザーとしては「それは違うだろう!」という気持ちがイッパイです。
事実、以前の「Apple」は「『Mac』はデスクトップをイメージしているので『デスクトップ・ピクチャー』であり『壁紙』ではない」と説明していたはずです。
調べたところ、少なくとも「macOS 11 Big Sur」までは「デスクトップ・ピクチャー」だったことは確認できました。
以前なら、このような「Macintosh」を根幹を否定する変更にユーザーは大反発。それをIT系メディアは大々的に報道していたはずです。
でも、今はまったくそのような声は聞こえないし、IT系メディアもその変更点を報じません。
「iOS」や「iPadOS」では以前から「壁紙」と称していたので「iPhone」から「Mac」に乗り換えたユーザーには違和感がないのでしょうね。
しかし、「Windows」ユーザーが「Mac」の「デスクトップ・ピクチャー」を「壁紙」と言うのに反発をしていた時代の「Mac」ユーザーには馴染めないし、馴染みたくないとの思いが強いです。
それゆえ、私は今後も「壁紙」ではなく「デスクトップ・ピクチャー」を使います。