「FIFA+」で1966年以降のW杯の試合が無料で視聴できる!

「FIFA+」

先日、「FIFA+」で1966年以降のW杯のほとんどの試合が無料で視聴できることを知りました!
それも、期間限定ではなくアーカイブとして今後も常時アクセスできるという私的にはかなり嬉しい発見でした!

「FIFA+」とは?

「FIFA+」は、「FIFA」が運営するWebサイトです。
ここでは、「FIFA」が主催する試合を観ることができます

「FIFA」が主催する試合なので「W杯(男子、女子共に)」の他「クラブW杯」やアンダーカテゴリーの世界大会、フットサルやビーチサッカーなどが含まれます
昨今は、放送権料の高騰で、今まで放送できていたアンダーカテゴリーの世界大会は(少なくとも日本国内では)中継が難しくなっているのが現実。
そのような状況、「FIFA+」はひとつの解決策になります。

最も、「FIFA」も高額な放送権料を払ったテレビでの放送を観ず、タダの「FIFA+」を観てもらっては困るので、常にライブ中継は難しいでしょう。
でも、試合が終了したでも試合をアップしてくれるのはサッカーファンとしては嬉しいです。海外の大会の場合、時差の関係で生中継はなかなか観られず、録画して観ることが多いのでアーカイブ配信でも十分ニーズに合います。

「FIFA+」はオープンした当初から報道で知りました。
リリースだと「FIFA」の主催する試合をアップすると書かれていましたが期待と同時に、権利や放送権料での収入もありほんとうに役に立つコンテンツがアップされるか不安があったというのが正直なところです。

「女子W杯」で便利さを実感

「女子W杯」で「FIFA+」を実体験する
「女子W杯」で「FIFA+」を実体験する

そのような「FIFA+」に対して、私が便利さを実感したのが2023年に開催されたオーストラリアとニュージーランドで開催された「女子W杯」です。
昨年の「女子W杯」は中継するテレビ局がなかなか決まらずハラハラしました。
開幕寸前に「なでしこジャパン」の試合だけをNHKが中継することが決まり最悪の事態だけは避けることができました。
しかし、成長が著しい欧州各国の試合が1試合も観られないことにイチサッカーファンとっては寂しかったというのが本音です。
それを解決したのが「FIFA+」でした。
「FIFA+」は「女子W杯」全試合を無料でライブ中継していました。これにより、日本で中継がなかった試合を観戦し楽しむことができました。

過去の「W杯」がアップされている!

しかし、「女子W杯」が終わった後はアクセスする機会もなくなりました。
そんな「FIFA+」でしたが、昨年末何気なく「FIFA+」にアクセスしたら、「ARCHIVE」という項目に「FIFA WorldCup」を発見しました。
これが何と、凄いコンテンツでした。

1966年イングランドW杯から2018年ロシアW杯までの全試合をフルタイムで観れるのです!

凄すぎる!

思わず興奮しました!

1966年からのフルマッチ試合がアップされている
1966年からのフルマッチ試合がアップされている

ダイジェスト版やハイライト版なら過去にもあったでしょうが、全試合フルタイムは聞いたことありません。
そもそも、権利関連の問題で全試合フルタイムでの提供なんて「FIFA」以外できないことです。

私のように「三菱ダイヤモンドサッカー」で観たあの「1970年メキシコW杯」の感動を思い出す機会にもなります。
一方、若いサッカーファンにはサッカーの歴史映像として過去のW杯を観ることでサッカーの知識が深くなるものと思います。

1970年決勝のブラジル代表vsイタリア代表
1970年決勝のブラジル代表vsイタリア代表

このアーカイブで私が観たいトップは「1970年メキシコW杯」
「三菱ダイヤモンドサッカー」を観始めカルチャーショックを受けたのがこの大会のブラジル代表でした。
3回目の優勝でジュール・ジメカップを永久保持したブラジル代表の強さは圧巻。その中心はペレ。まさに、ペレのための大会でした。
その後のアマチュアだった日本サッカー界でもブラジルからの日系人やブラジル人が増えたのは、「三菱ダイヤモンドサッカー」でこの大会を観て日本サッカー界がブラジル好きになったのが要因だったと思っています。

1974年決勝の西ドイツ代表vsオランダ代表
1974年決勝の西ドイツ代表vsオランダ代表

次は「1974年西ドイツW杯」。この大会は、近代サッカーへ転換するターニングポイントです。
1970年までの牧歌的なサッカーから今につながるスモールフィールド、ハイプレスが登場した大会。それを実現したのがクライフを要するオランダ代表。
この大会のオランダ代表は、革命的な戦術で優勝した西ドイツ代表より注目されました。
このオランダ代表がいなかったら、その後のサッカーの発展はかなり遅れていただろうと思われます。
しかし当時、ベッケンバウアーに憧れていた私は西ドイツ代表を応援していましたが…

また、ピッチ内だけでなくピッチ外でも大きく変化したのがこの大会です。
FIFAの会長がアベランジェ氏に代わったことで、今につながる大会の商業化の始まりとなっています。
ピッチ脇の看板、ユニフォームの広告化などがこの大会から始まりました
オランダ代表のユニフォームスポンサーが「adidas」でしたが、クライフは「PUMA」と個人契約していたためユニフォームのラインは2本線だったのは有名な話です。

1986年決勝のアルゼンチン代表vs西ドイツ代表
1986年決勝のアルゼンチン代表vs西ドイツ代表
伝説の1986年のアルゼンチン代表vsイングランド代表
伝説の1986年のアルゼンチン代表vsイングランド代表

次はマラドーナを有するアルゼンチン代表が優勝した「1986年メキシコ大会」
大会前、「この大会は『マラドーナの大会』になるか『プラティニの大会』になるか」と言われていました。
実際に終わってみるとプラティニは輝かず、だれが見ても「マラドーナの大会」でした。

アーカイブで試合を観るとかなり粗っぽいプレーがいっぱいです。
今の基準では1発レッドカードのようなファールでもカードが出ていなかったりと審判の判定がユルユルです。
FIFAの基準厳格のおかげでファールの基準が厳しくなり、選手が守られる環境になったのは喜ばしいことです。

もちろん、日本代表戦もアップされている
もちろん、日本代表戦もアップされている

残念ながら、2022年の「カタールW杯」はまだアップされていません。でも、時間が経過すればアップされるのではないでしょうか。
このコンテンツは期間限定ではないようなので、私が注目している試合以外も時間ができたら徐々に観ていきたいと思っています。