手持ち「iPhone」3台の回線を大幅見直し

「iPhone」3台勢揃い

この程、3台ある「iPhone」のSIMカードの入れ替えと変更を行いました。
今回のSIMカード変更の大きな理由は「050 plus」に代わる通話手段として「日本通信」の「月70分無料通話」を契約したからです。
これに伴い、3台ある「iPhone」の回線の見直しも行いました。
なお、「月70分無料通話」の契約に至った経緯は前回アップしましたのでそちらをお読みください。

現状の手持ち「iPhone」について

今まで新しい「iPhone」を購入したら古い「iPhone」は売却し、手元には常に1台しかなかったはずなのに、現在何故か3台も「iPhone」があります

内訳は、「iPhone 11 Pro」から買い替えたメインの「iPhone 15 Pro」。これは、当然です。
2台目は、「docomo」の2年レンタル・白ロムで契約した「iPhone 13」
「iPhone 13」購入の経緯は「『白ロム購入』で『iPhone 13』に買い替え」を参考にしてください。
3台目が10月に通話録音用に中古で購入した「iPhone 6s」
メインの「iPhone 15 Pro」は入獄環境が前提なので、通話録音ができる脱獄アプリ「AudioRecorder XS」がインストールできなくなりました。
それを補完するための端末としての購入です。
なお、「iPhone 6s」は2015年発売機種なのでeSIM非対応が注意点です。

「iPhone」3台の回線状況

まず、SIMカード見直し前の「iPhone」3台の回線状況は下記の通りでした。

「iPhone 15 Pro」
主回線 : UQ mobile(eSIM)
副回線 : povo2.0(eSIM)
副回線 : 日本通信(物理SIM / 「iPhone 6s」と兼用)
「iPhone 13」
主回線 : 日本通信(eSIM)
副回線 : povo2.0(eSIM)
「iPhone 6s」
日本通信(物理SIM / 「iPhone 15 Pro」と兼用)

左から「iPhone 6s」、「iPhone 13」、「iPhone 15 Pro」の前面
左から「iPhone 6s」、「iPhone 13」、「iPhone 15 Pro」の前面

以上のように「UQ mobile」が1回線、「povo2.0」が2回線、「日本通信」が2回線です。
「povo2.0」2回線とも副回線なので0円運用です。
メインの「UQ mobile」と「povo2.0」はどちらも「au」回線なので、災害時のサブ回線として「docomo」回線の「日本通信」を契約しています。
「日本通信」は業界最安の月額290円プランがあります。サブ回線はなるべく安い負担で済ませたいので「日本通信」は最適でした。
このように全5回線もありますが、メインの「UQ mobile」以外の4回線は「povo2.0」は0円運用、「日本通信」は290円×2回線=580円と、メイン回線以外4回線は合計580円で済んでいます。

なお、「日本通信」が災害時のサブ回線との位置付けなら1回線で良いのですが、いつ発生するかも知れない「SIMのみ契約」時の弾としての役割もあるので2回線契約しています。
「SIMのみ契約」を積極的にしているのは「UQ mobile」と「Y! mobile」。なので、「docomo」回線の「日本通信」があると使い回しが良いのです。

回線見直しの考え

今回「日本通信」の「月70分無料通話」の導入に伴い、下記のような考え方をしました。

「iPhone 13」はレンタル端末なので将来返却しやすいよう物理SIMにしておく
「iPhone 6s」は「iPhone 15 Pro」兼用ではない専用の物理SIMを用意する
「月70分無料通話」にする「日本通信」の回線を決める

この条件から最低でも「iPhone 13」と「iPhone 6s」の2回線で物理SIMが必要です。
しかし現在、物理SIMは「日本通信」の1回線だけなのでもう1回線物理SIMを確保する方法を考えなければなりません。

「povo2.0」のSIMカード変更の有料化問題が発生

今回の見直しに関して当初、eSIMの「povo2.0」回線を物理SIMに変更すればOKと簡単に考えていました。
ところが、「povo2.0」のSIMカード変更が有料になっていたことで構想が複雑になりました。

「povo2.0」のSIMカード再発行有料化のリリース
「povo2.0」のSIMカード再発行有料化のリリース

私が「povo2.0」契約した時、SIMカードの変更は無料でした。
そもそも、eSIMにした理由は、当時私はeSIM契約がしたことがなかったのでeSIM契約への興味と契約時の手軽さからeSIMを選択したのです。
当時、万が一物理SIMが必要となっても無料なので簡単にSIMカード再発行ができるので問題ないと考えていたのです。

ところが2023年9月、「povo2.0」はSIMカードの有料化を行いました。それも3,850円と一気に高額な価格設定でした!
確かに、「povo2.0」がSIMカードの再発行、変更を有料化するとのニュースはIT系メディアで見ました。
しかし、その時はSIMカード変更の予定がまったくなかったので、何も対応しませんでした。

まさか1年後にSIMカード有料化が懸念材料になるとは思いませんでした。
1枚のSIMカード変更に4,000円近くの出費はキツイというのが正直な声です。
しかし、解決策がありました

「povo2.0」はいまだに新規契約時の事務手数料は無料を維持していたのです。
つまり、SIMカードの再発行を行うのではなく、新規契約したら無料で物理SIMが入手できます
私は、「povo2.0」をサブ回線に使っているので電話番号が変更になるのになんら問題はありません。なので、SIMカードの再発行ではなく新規契約を行うことにしました。
なお、新規契約した「povo2.0」の物理SIMは「iPhone 13」用です。

「povo2.0」からMNPで「日本通信」へ

2回線ある「日本通信」。1回線は物理SIM。現在この物理SIMは「iPhone 15 Pro」と兼用で使っていますが、これを「iPhone 6s」専用にします。

必然的に「日本通信」のもう1回線(eSIM)を物理SIMに変更すればOKのはずでした。
しかし、「日本通信」はeSIMから物理SIMに変更するのに事務手数料が3,300円(税込)もかかります。高い!
ちなみに、物理SIMからeSIMへの変更は1,100円です。

「日本通信」のSIMカード再発行の料金表
「日本通信」のSIMカード再発行の料金表

ここでも、考えました。そして、解決策が見つかりました。
新規契約時に必要な「日本通信」の「スターターパック」は定価3,850円ですが「Amazon」では2,780円(税込)で販売されています。
つまり、「日本通信」も「povo2.0」同様、SIMカードの再発行ではなく新規契約の方が割安だったのです。

そこで、次のように方針変更。
「povo2.0」は物理SIM入手のため1回線を新規契約したので、既存の1回線は不要になったので解約を考えていました。
その後に、「日本通信」もSIMカード再発行より新規契約の方が安いとわかったので、不要となった「povo2.0」回線をMNPで「月70分無料通話」用の「日本通信」回線用することにしました。

MNPする「povo2.0」回線は、元々「UQ mobile」の回線でした。
「UQ mobile」時代に少々活用していたので残しておきたかった電話番号でもあります。なので、解約せずMNPで継続できるのなら、それの方が嬉しいと思ったことも理由のひとつです。

新しい回線の組み合わせ

以上の結果、新たな回線は下記のようになりました。

「iPhone 15 Pro」
主回線 : UQ mobile(eSIM)
副回線 : 日本通信(物理SIM / 「月70分無料通話」)
副回線 : povo2.0(eSIM)
「iPhone 13」
主回線 : povo2.0(物理SIM)
「iPhone 6s」
日本通信(物理SIM )

「povo2.0」の物理SIM
「povo2.0」の物理SIM
「日本通信」の「スターターパック」
「日本通信」の「スターターパック」

なお、メインの「iPhone 15 Pro」の主回線「UQ mobile(eSIM)」と副回線「povo2.0(eSIM)」は現状維持です。
これでスッキリしました。
「iPhone 15 Pro」は、メイン回線が「au」に対してサブ回線が「docomo」となっているので災害時の端末としても十分対応可能となっています。
いままで「iPhone 15 Pro」との兼用だった「日本通信」の物理SIMを「iPhone 6s」専用回線としたことで煩わしい挿し代えが不要になりました。
「iPhone 13」は新規契約の「povo2.0」の物理SIMです。eSIMと異なり移行手数料を心配しないでレンタル返却できるので楽です。

「月70分無料通話」の使い勝手に不満がなければこの回線構成がしばらく続くはずです。

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