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iPod touch UQ WiMAX「URoad-7000」【動作編】

前回は、「UQ WiMAX」「URoad-7000」購入の経緯をレポートしました。
今回は、「URoad-7000」の使用環境での回線速度のチェックをレポートします。

まず、毎日利用する通勤電車内での回線速度のチェックです。私のWi-Fi使用環境でもっとも長い時間利用するのが通勤電車内なので、ここでの結果が評価に大きく影響します。
回線速度チェックは、JR中央線の主要な駅や駅間で「iPod touch」のアプリケーション「speedtest」「Speed Test」を併用して行いました。

「URoad-7000」での回線速度

「URoad-7000」でチェックをしたほとんどの地点で3〜5Mbpsが出ていました。駅に停車中は5〜6Mbpsが出ましたので、JR中央線の各駅には「UQ WiMAX」の基地局が設置されているように思えますがどうなんでしょうか。
比較として「Pocket WiFi」で回線速度を測って見ました。
「EMOBILE」回線では平均で1.5Mbps程度です。測定値は昨年11月「Pocket WiFi」購入時と比べ大きな低下はないようですが、体感的にはかなり遅くなっています。
「URoad-7000」が3〜5Mbps、「Pocket WiFi」が1.5Mbps。測定値では2〜3倍の差がありますが、実際は劇的な表示スピードの差があるわけではありません。
「Pocket WiFi」ではWebサイトの表示がワンテンポ遅れていたのが、「URoad-7000」ではスムーズに表示される感じでしょうか。その差は、ほんの僅かです。でも、日々使っているとそのワンテンポ、そのほんの僅かの差が大きな使い勝手の差になってきます。

「Pocket WiFi」での回線速度

翌日、東武東上線で埼玉県の鶴瀬駅に行きました。首都圏とは言いながらローカルな駅なので「UQ WiMAX」のカバーエリアでは辛い場所かと思いましたが、都内と同様駅近くでは3〜5Mbps出ていました。また、駅から離れた住宅地でも3Mbps以上は出ていました。
「UQ WiMAX」は受信エリアが狭いとのイメージがあったので少々驚きました。この結果からも「UQ WiMAX」はサービス提供からまだ1年ですが受信エリアはどんどん改善されているようです。

続いて、「Eye-Fi」での転送速度のチェックもしました。
デジカメで撮った写真を「Eye-Fi」でアップロードする場合、「EMOBILE」回線ではアップロード開始までにかなりの時間がかかります。また、アップロード時間もかなりになります。数枚のデジカメ画像でもかなりの時間待たされます。
これが、「UQ WiMAX」回線だとアップロードの開始が早いですし、アップロード時間も「EMOBILE」回線よりも明らかに短いです。
軽いデータが中心の「twitter」の閲覧では「UQ WiMAX」の高速な回線と「EMOBILE」回線とで大きな差は出ませんでした。しかし、少々重たい画像データをアップロードすると言う作業においては「UQ WiMAX」の高速な回線が有利に働いているようです。

その一方で、都市部での室内はまだ弱いようです。
屋外で5Mbps出ている地点にあるビル内に入ると受信状態が極端に悪化します。特にワンフロアーが広く、窓がほとんどないデパートや家電量販店の店内では受信できません。「Pocket WiFi」では、デパートや家電量販店の店内でも受信状態が悪化しなく通常通りに使用できますので、「UQ WiMAX」の店内の受信状態が悪いと言う弱点はまだ克服されていないようです。
もっとも、「EMOBILE」も少し前までは地下街や地下鉄が弱点でした。その後改善されて、今年に入ってからは東京メトロ全駅を受信可能にしました。「EMOBILE」の経過を考えれば「UQ WiMAX」が地下街や室内での受信状態が改善するには、まだ数年かかるとみるのが妥当でしょう。

以上のように簡単に使用環境をチェックした感じでは、地下鉄や室内の利用がメインならば「UQ WiMAX」はまだ勧められません。地下鉄や室内がメインなら回線速度が多少遅くなったとは言いながら受信エリア範囲が広く安定した回線速度を提供している「EMOBILE」がお勧めとなります。
各自の使用シーンを考慮してから「UQ WiMAX」にするか「EMOBILE」にするかを決定する事が大事だと思います。単に、ベストのポジションでの回線速度だけで判断すると痛い目にあうと思います。

「URoad-7000」の本体は使っているとかなりの熱を持ちます。以前使っていた「D02HW」のようです。これから夏に向かって熱暴走しないかチョット心配になる程です(「D02HW」は一度熱暴走しましたから)。これに対して「Pocket WiFi」は優れていて「D02HW」や「URoad-7000」よりは熱の発生が少ないです。
今月号の「Mac Fan」でWi-Fiルーターが取り上げられています(86ページ)。その中で「Pocket WiFi」と「URoad-7000」の動作時の本体温度比較がありました。「Pocket WiFi」が38.5度、「URoad-7000」が42.5度と4度の差となっています。しかし、実際に使用しているともっと大きな差があるように感じます。「URoad-7000」はまだ夏本番の前なのにカバンの中に入れていると触れない位熱くなっています。
そこで、「D02HW」が熱暴走した時に購入していた冷却パットが1枚余っていたので「URoad-7000」の裏面(バッテリーに近い面)に貼り付けました。多少なりともの効果がある事を期待しています。

さて、私の使用環境では「Pocket WiFi」と「URoad-7000」のどちらを使用する方がメリットがあるのでしょうか?
私は、地下鉄での利用はほとんどありません。ただし、イベントホール等での発表会や会議室での打ち合わせ等、室内で使うケースは時々があります。
このような時に資料の閲覧やメールの確認等が出来ないのは少々辛いかもしれません。
このように「Pocket WiFi」と「URoad-7000」ではメリットとデメリットがありますので、もう暫く両方をを併用して最終決定をしたいと思います。