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iPod touch 「iPod touch 4th」脱獄完了!

●再脱獄の動機

「limera1n」

16日、「iPod touch 4th」をJailbreak(脱獄)しました。
私にとって脱獄は「iPod touch 1st」以来です。「iPod touch 1st」の時は、決定的に不足していたアプリケーションや機能を強化するためで、多くのユーザーが脱獄をしていた時代でした。

私にとって2台目、「iPod touch」第3世代目の「iPod touch 2nd/2009」は、脱獄ツールが対応していなかったので、結局入獄のままでした。この頃の脱獄ツール作成者は、「iPhone」が優先で「iPod touch」は後回し(と言うか構想外)でした。「iPod touch」ユーザーとしては寂しい時代でした。
一方で、その時代は「iPhone/iPod touch」回りの環境(OSの機能強化、アプリケーションの急増)が充実して不満が日々解消されていました。このため、少々の不便がありましたが我慢出来ました。

では、「iPod touch 2nd/2009」で我慢できたのに何故「iPod touch 4th」で脱獄をしたのか?
理由は2つあります。
独自アイコンにカスタマイズしたWebClipの削除と透明アイコンの追加です。

削除できなくなった
WebClip

まず、独自アイコンにカスタマイズしたWebClipの削除について説明します。
私は「iPod touch 1st」の時にWebClipを脱獄ツールでオリジナルアイコンに変更していました。大半は「iPod touch 2nd/2009」に乗り換える前に削除したのですが、見落として残ってしまったWebClipが2つありました。
純正の方法で削除すれば問題ないと思っていました。
所が、このオリジナルアイコンにカスタマイズしたWebClipは、通常の方法では削除できなかったのです!
入獄状態では、削除してもその後に同期すると復活してしまうのです。
さらに、アップデートしても残るのです。
これには、少々驚きました。OSをアップデートすれば脱獄関連のアプリや作成したフォルダ等はキレイに削除されるモノだとばかり思っていましたから。
ゆえに、私の「iPod touch 2nd/2009」と「iPod touch 4th」にはこの2つのWebClipアイコンが残ったままになってしまいました。 既に必要のなくなったゴミとなったアイコンがあるのが私には非常に気になっていました。しかし、削除できないのでこの2つWebClipはフォルダに入れて最終ページに置き、少しでも目に付かないようにしていました。

透明アイコンで
スペースを作る

同様に「iPod touch 1st」の脱獄時に作り、その後も残っているもうひとつが透明アイコンです(透明アイコンはWebClipと反対で残って嬉しかった事例です)。
「iPhone/iPod touch」は、ホーム画面の端からアイコンが置かれスペースを設定出来ません。このため私は見通しが悪いと感じていました。
そこで、透明アイコンを作成し、脱獄ツールで「iPod touch」のホーム画面に置く事で任意の場所にスペースを作り、カテゴリー分けしたような効果を狙いました。このようにする事で、見通しが良くなり希望のアイコンがすぐに見つかるようになりました。
透明アイコンは、純正のフォルダ機能が出来た現在でも重宝していました。
そこで、今2つしかない透明アイコンをもっと多く作っておきたいと思いましたが、入獄では透明アイコンが出来ません。仕方がないので、「iPod touch 2nd/2009」と「iPod touch 4th」では「App Butler」と言うApp Storeアプリケーションを使い、真っ黒なアイコンを作り透明アイコンの代わりにしていました。
iOS3.x時代はホーム画面の背景が黒色なので透明でも真っ黒でも見た目は同じ効果となり誤魔化せました。しかし、iOS4.xになってからホーム画面の背景が自由に変更出来るようになりました。
そうなると、「App Butler」で作成した真っ黒アイコンの誤魔化しが露呈してしまうようになりました。そこで、透明アイコンのコピー&ペーストで追加する必要が出てきました。

●脱獄の手順

「Cydia」

私は16日の朝に脱獄することにしました。どのような不測の事態が起きるかわからないので時間が取れる休日にするのが安全だと思ったからです。
万が一のため、最新の状態をバックアップする事から始めるのが常識です。
今回の脱獄ツールには「limera1n」を使いました。
と言うか、この時点でMacに対応していたのは「limera1n」だけでした。まもなく、「greenpois0n」のMac版がリリースされるとの噂が出ていましたが(事実17日にリリースされました)私は16日に脱獄したかったので選択肢はありませんでした。
「iPod touch 1st」時代は脱獄に時間と手間がかかりました。
あれから2年程。今回の「limera1n」では脱獄手順がとても簡単でした。ケーブルを繋いだ上でホームボタンと電源ボタンを押して、放すだけで脱獄完了です。
これだけ簡単なら「iPod touch 1st」時代に高い確率で発生したトラブルもないでしょう。万が一、トラブルがあっても「limera1n」を再インストールするば問題ないとの事。昔を知っていると、こんな簡単で良いのか、と思う位です。
脱獄が完了したら続いて「Cydia」をインストール。これで脱獄完了です。
後は、好きな脱獄アプリケーションをインストールします。
私のWebサイトのバックナンバーを読み返し、昔インストールした中で今も必要なのを選んでインストールしたり、アンインストールしてチェックしていました。

インストールした脱獄アプリケーション

最終的にインストールしたのが下記のツールです。
定番の「SBSettings」。
「iPod touch 4th」上でアプリケーションやファイルのコピーや書き換え、削除が出来る「iFile」。
メニューバーの書き換えが出来る「Make It Mine」。
ほとんど使わない「Spotlight」を無効化する「nospot」。
Bluetoothの全プロファイルを使用可能にする「Bluetooth Mono SESetti... 」。
複数のコピー&ペーストが出来る「PasteboardStacker」。

本当は「PasteboardStacker」ではなく、以前使用していた「iKeyEx 3+hClipboard」やバッテリー画面を変更する「MacBattery」もインストールしようとしました。しかし、これらはまだiOS4.1に対応していないようでインストールしても反映しませんでした。今後のアップデートに期待です。
「iPod touch 1st」の時代は絞り込んでも10個や20個はインストールしていましたが、今回は6つ。雲泥の差です。
これは、iOS4.1が強化された事とApp Storeが充実した事が要因ですね。時代の進歩を感じました。

翌日、動作チェックを兼ねて外出しました。
電車に乗って「Google Maps」で現在地確認をしようとしたら「現在地を取得できません」と表示されました!
最初は電波が捉えられないだけかと思っていましたが、場所が変っても同様のエラー表示。
自宅に戻り、寝ていた「iPod touch 2nd / 2009」を取り出し「Google Maps」を起動した所、正常に現在地を表示します。と言う事は「iPod touch 4th」のトラブルです。
同様の症状はWebサイトには出ていなかったので私の機種だけのイレギュラーな症状の可能性が高くなりました。そこで、原因を追及するのは難しいと判断し「iTunes」で復元し「iPod touch 4th」の最初の状態まで戻す事にしました。初期状態にして改めて脱獄しました。
今回はトラブルが発生した場合に原因が把握出来るように脱獄アプリケーションをインストールする都度に「Google Maps」を動作させ確認をしました。 上記の脱獄アプリケーションを慎重にインストールしましたが、今回は問題なく「Google Maps」が動作しています。
結局、原因は特定できませんでしたので、結果オーライとしました。

「iFile」でファイルの削除とコピーをする

無事脱獄が確認出来た所で、当初予定の作業を行います。
使うのは「iFile」です。
「iFile」を起動し、
/var/mobile/Library/WebClips/
に入ると「WebClip」ファイルの一覧となります。ここから所定のファイルを削除、およびコピーするわけですが、ファイル名がホーム画面にある名前で表示されていません。このままでは、該当するファイルがわかりません。
そこで、各ファイルをタッチしファイルを開きます。すると「icon.png」が表示されますので、それをタッチ。「画面ビューアー」「GoogleReader」を選択する画面が出ますので「画面ビューアー」をタッチ。するとそのファイルのアイコン画像が表示されるので、それで判断します。
手間ですが、それ以外の方法がないので順番にやるしかありません。「WebClip」だけなので数100個もあるわけないので、それ程時間はかからないでしょう。
私の場合は、「Football」と「Google Bookmark」を見つけて削除。透明アイコンファイルをコピー&ペーストしました。

その後、1週間程使っていますが、懸念された動作が重くなる症状や動作不安定になりクラッシュするような症状等は発生せず、脱獄前と同じ動作をしています。安心しました。

まもなく「iOS4.2」がリリースされます。
「iOS4.2」の脱獄ツールがどの位早くリリースされるかわかりません。
しかし、当初の予定通り不用なWebClipアイコンの削除と透明アイコンの追加ができたので、アップデートでしばし入獄しても不満が少なくなりました。