PowerMac G4/400 ATAアダプターカード購入
 
   
先日のCPUカードのアップグレードに続き、今回はATAアダプターカードを購入してしまいました。
CPUアップグレード後の体感速度が予想以上にアップしましたので引き続き自宅のPowerMac G4(AGPグラフィックス)を強化したくなりました。

最近、HDのデータ容量の空きが少なくなってきていました。以前に比べ3.5インチの内蔵HDも安くなりましたのでこの機会に大容量HDを購入したいと思っていました。12月に入り秋葉館では120GBのHDが1万円を切りました。
現在自宅のG4(AGPグラフィックス)には40GBと60GBのHDが搭載されています(最初から搭載されていた10GBのHDはすでに引退しています)。
PowerMac G4(AGPグラフィックス)にはIDEのHDは2台までしか内蔵できません。40GBのHDを新規購入する120GBのHDと載せ替えればよいのですが、それでは40GBのHDが無駄になってしまします。
「Macintosh改造道2004」によると、ATAアダプターカードを挿すことによりPowerMac G4(AGPグラフィックス)にも最大4台のHDが搭載可能となるとのことでした。そう、ATAアダプターカードを購入すれば40GBのHDが無駄になりません。
また、同書籍によると通常のUltraATA/66インターフェースを使うよりATAアダプターをさしてPCIスロットを使用する方が早いらしいです。しかし、私の使用環境では現状でもHDが遅いとは感じないのでオーバースペックだとは思いますが早くなることに文句はありません。
候補はACARD「AEC-6280M/J」。アキバの秋葉館で9,450円(CPUアップグレードカード購入時は10,290円)でした。そして、日立の120GBのHD(HDS722512VLAT80/B)が9,660円。締めて19,110円です。
しかし、CPUアップグレードカードで4万円も出費して、その後すぐに2万円出費するのは使いすぎではないか。HDの増設は緊急を要することではないので迷っていました。
 ACARD「AEC-6280M/J」
しかし、最終的には「AEC-6280M/J」を購入しました。
HDは価格が下がったので120GBの「HDS722512VLAT80/B」から160GBの「HDS722516VLAT80/B」に変更しました。
自宅のG4(AGPグラフィックス)では内蔵ドライブ接続用IDEインターフェースが137GB以上のHDに対応していません。この「AEC-6280M/J」は137GBのHDを認識する「ビックドライブ」機能に対応しています。つまり、160GBを買っても大丈夫ということです。

「AEC-6280M/J」の本体です。
コネクターが2個所付いています。1コネクターに各2台、合計4台のHDを接続できます。

  「AEC-6280M/J」の本体の左側と右側のアップ写真です。
 取り付け手順

これから取り付ける自宅のPowerMac G4/400GHzの内部です。
11月に交換したCPUアップグレードカードのゴールドの冷却ファンが目立っています。

作業手順は簡単です。
底面にもっとも近い(HD寄り)PCIスロットに「AEC-6280M/J」を差します。
しかし、作業手順として手前のPCIスロットが塞がると狭くなってしまうのでMac本体の底面中央に増設する160GBの取り付けを先にします。
SCSI用HD取り付け用金具をボード寄りにあるネジ1本を取り、外します。
その金具を「HDS722516VLAT80/B」に取り付けます。
4本のネジ位置はSCSIでもIDEでも同じなので問題はありません。
「HDS722516VLAT80/B」をネジ1本で中央に取り付けます。
今回は1台だけの増設なので「AEC-6280M/J」に付属していたケーブルのマスター用コネクターをHDに接続します。
電源から来ている4ピンのコネクターをHDの電源部に差し込みます。
ここで「AEC-6280M/J」をPCIスロットに取り付けます。

HDに取り付けたケーブルの片側の青色コネクターを「AEC-6280M/J」に差し込みます。
取り付けはこれで完了です。
しかし、付属のケーブルがかなり長いのでPowerMac G4を閉めた時に挟まらないよう、またCPUアップグレードカードの冷却ファンや本体の冷却ファンの風を邪魔しないように注意します。

 OSの移動とデータの移動
起動して増設したHDが160GBとして認識されていることを確認しました。「ドライブ設定」でパーテーションを切り初期化します。
その後は、必要なデータをOSを含め新規HDのパーテーションにコピーします。OSまでコピーできるのはMacOSの便利なところですね。WindowsでもMacOS Xでもできない機能です。
OSのコピーやパワーキーによる起動等々、MacOSの利点がどんどんなくなっていきます。これって進歩というのでしょうか、Steve Jobsさん。
標準ではOSコピーできないMacOS Xですが、webサイトで見つけた「Carbon Copy Cloner」でOS丸ごとコピーしました。このドネーションウェアのお陰で面倒なインストールをしないですみました。作者に感謝です。
各パーテーションの容量を大きくしただけですから、すべての移動が終ってもデスクトップ上はまったく変わりません。
問題がないか、しばらく使用してみます。
 ATAカード購入までのドタバタ
 
実は、12月に入って、ふと秋葉館のwebサイトをのぞいたら秋葉館オリジナルのATAアダプターカード「AKB-UATA133-PCI」が予約受け付けになっていました!価格は6,980円。発売予定は12月中旬ということです。
これは「即、買い!」と思い、まず予約を入れました。当初予定していたACARD「AEC-6280M/J」よりも2,450円も安いのですから。
予約を入れてからこの「AKB-UATA133-PCI」のOEM先が気になっていました。秋葉館オリジナルCPUアップグレードカードで貴重な情報を掲載していた「CYBER-THIEF」にシリアルATAインターフェースを増設したレポートが掲載されていました。それは、今回秋葉館が「AKB-UATA133-PCI」と同時に予約発売したシリアルATAインターフェースと瓜二つです。
そのレポートよると製品は「玄人志向」。OEM先はAVLABということです。
早速、AVLABのwebサイトを見てます。その中に「Mac」のカテゴリーがあり、今回秋葉館が発売した3商品とまったく同じに見えるモノがあります。AVLABの商品写真と秋葉館の商品写真を見比べれば基板の色とパーツの配置などそっくりです。これで秋葉館がAVLABからOEM供給を受けていることは確かです。
そうすると、ひとつ疑問が出ます。
AVLABは対応OSがMacOS X10.2以降となっているのですが、秋葉館の方は「FireWire 800 PCI」カード以外の「Serial ATA PCI」と「Ultra ATA 133 PCI」の両カードはMacOS8.5以降対応となっているのです。
その疑問は購入の際に店員に聞いてみようと思っていました。

12月も10日を過ぎてからは毎日秋葉館のwebサイトをチェックしていました。
そして、15日にやっと、発売となりました。
しかし…!!
対応OSがMacOS X10.2以上となっているではありませんか!
そして、詳細ページにはシッカリと「こちらの製品はMacOS 8.5、OS 9 および 10.1環境ではご使用頂けませんのでご注意下さい。」と記載されています。
当初はMacOS8.5以上が対応OSだったはず。テッキリOEM先のAVLABと交渉して大量仕入れの代わりにMacOS8.5以上対応のチップに替えるなどの要求を出した上での予約開始だったのだとばっかり思っていました。これではAVLABそのままの製品でどこにも秋葉館のオリジナル部分がありません。
ほとんどのユーザーは私と同様にMacOS8.5以上という仕様とACARDと比較して格安だったので予約したと思います。
しかし、発売時には大幅な仕様変更。この広告の表示方法は、まるで詐欺ではないでしょうか!
一部の予約ユーザーには「仕様変更にともないキャンセルを受け付ける」とのメールが届いたそうです。
キャンセルして当然。
現実に金銭的な負担をかけたわけではないですが、もっとお詫びの言葉くらいあってもよいものだと思います。
また、なぜ発売以前に仕様変更の訂正を出さなかったのでしょうか。そしていまだにwebサイトでお詫びの言葉は掲載されていません。
現代はミスそのものではなく、その後の対応や姿勢に対して一般の人は厳しい目を企業にみせています。その点からも今回の秋葉館の対応はマイナスにこそなれプラスにはなりませんね。
 CPUアップグレードカードの使用感
 
秋葉館オリジナルのCPUアップグレードカードを使用してそろそろ一ヶ月になります。実際に使用しての感想を述べます。
当初の予想通りファンの音がかなりします。しかしHDの音のような高域の音ではなく低域の音なので我慢のできない音ではありませんでした。
それよりも予想外だったのが熱です。
内部に熱が貯まってCPUが熱暴走をしないか心配していました。
CPUの温度チェックするフリーソフト「Thermograph」で計ってみるとオリジナルのCPUの時には10度位だったのが現在は平均47度、iTunesで音楽を聴きながら作業をしていると50度になります。
オリジナルから比べると大幅な温度上昇ですが、webなどで調べてみると50度なら問題ないようです。もっとも内部の熱は夏場になるまで安心はできませんが。
それ以上に熱で驚いたのが部屋への熱の流入です。
取り付けられている冷却ファンがかなり強力らしく(かなりの音がしますし)外部にかなり熱が出てきます。自宅では机の下ではなくディスプレーの横にG4がありますので背後から出た熱が壁に当たって部屋に流れてきます。11月でかなり涼しくなってきましたが、Macのある部屋は起動させておくと明らかに温かいです。今年の冬は暖房の節約になりそうです。逆に、これでは夏は室温の上昇で冷房を強力にしなくてはいけなくなりそうです。
そうそう、肝心なスピードアップのレポートですね。
十分に満足しています。
アプリケーションの起動や Photoshop などでの作業などG4/400GHzでは重さを感じた作業も即、完了します。会社のG4/1.25GHzと比較しても遜色がない体感速度です。
このスピードが4万円少々で手に入るなら十分に満足です。当初の予定通りまだまだ数年は使えそうです。
先日のCPUアップグレードカードで秋葉館オリジナルのOEM先をSonnetと記載しましたが、どうも違っていたようです。詳細を追記しました。
 まとめ
今年は自宅のPowerMac G4は改造の嵐でした。
最初は冷却ファンや電源ボックスの不具合から始まり、11月のCPUアップグレードにより能力アップ面の改造に進んで行きました。
結果としてCPUのアップグレードなどが問題なく完了したのは、3月の電源容量をアップしたからですね。オリジナルの237Wを400Wにした事でかなりの余裕が生まれましたから。
 追記
ATAカードを挿して気になっていたこと。それがHDとATAカードをつないでいるケーブルが長すぎることでした。長すぎて無理に折り曲げていますので、その個所が断線などの不具合が出そうで心配です。そこで、IDEケーブルの短いのを購入することにしました。
お店に行くといろいろの長さのがありました。45cmにしようと思いましたが、30cmでも十分だと判断して、ATAカードとスレーブ間が30cm、スレーブとマスター間が15cmのを購入。メーカーはミヨシで、型番が「EMI-133/452」です。
「スリムIDEケーブル」とのコピーがあり「シールド加工で外部ノイズをカット!」と書かれています。確かに、ケーブルの部分はシールドをしていますが、コネクター部分ではケーブルが露出しています。これではコネクター部分からノイズが入ってくると思うのですが…。
ここで言っているノイズがデジタルの高周波ノイズのことならばコネクターまでアリの入るすき間もないようなシッカリとしたシールドをしなければ気休めだけだと思いますが、どうなんでしょうか?
ノイズを低減するために購入する人っているのでしょうかね?
正直に後半の「ケース内をすっきりIDEケーブル」だけにしておけばよいのに、と思いました。
私はケース内をスッキリとしたいためにだけ購入したのですから。
【ATAカードの使用感】
ATAカードからのHDを起動ディスクにして気が付いたことがあります。
それは、パワーキーから起動してからハッピーマックが出るまでの時間が確実に長くなったことです。
Macが起動ディスクを探しに最初ボードのHDに行ったが起動ディスクになっていなかったので、次にATAカードに探しに行っている、というような時間経過が感じられます。
個人的にはかなりイライラする時間です。