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欧州周遊ツアー【SIMカード到着・設定編】

「Vodafone IE」を2枚購入

前回の続きです。

前回は、「Vodafone IE」のプリペイドSIMカードを購入した所までのレポートでした。
その「Vodafone IE」のプリペイドSIMカード。今回私は2枚購入しました。
「Vodafone IE」の「Red Roaming」は、テザリングが出来るとの情報でした。
テザリング可能なら「iPhone 5s」、「iPad Air」を持って行っても1枚購入すればOKです。
でも、それを知りながら私が2枚購入したのには理由があります。

トラブルはテザリングが原因?

Webサイト「『シニア旅人』の旅情報」の管理人「シニア旅人」さんはテザリングする場合にトラブルの発生が多いとの印象を持っているようです。

また、私は過去にテザリングで「iPad Air」を使っていました(「iPad Air」がWi-Fiモデルだったため)。
日本のLTE回線でもテザリングで使用すると速度が遅く、不安定でした。さらに、パケット使用量もLTE回線を使うよりも大幅に消費する事がわかりました。

このような情報と経験があったため、私はテザリングを使用するのはリスクがあると判断しました。
そのため、「iPhone 5s」、「iPad Air」各々にSIMカードを挿すよう2枚購入にしました。
2枚購入(9,341円)してもモバイルルーターをレンタル(9,440円)するのと同等の料金です。

一方で使用出来るパケット量は、

モバイルルーター 130MB
「Vodafone IE」 200MB×2枚=400MB

と「Vodafone IE」の方が圧倒的に有利です。
ツアーでは無料Wi-Fiが使えないホテルに当たる場合もあります。そのような時でも各々200MB使用可能なら心配する事なく使えます。

「nanoSIM」を注文したのに「MicroSIM」が届いた!

3月8日に「e-Bay」で注文。11日に発送のメールが届き、16日に到着しました。
グローバルでは到着まで10〜14日と書かれていましたが、注文から9日で到着しました。
早い!
と喜び中身を開いたら、

「nanoSIM」を注文したはずなのに届いたのは「MicroSIM」

でした!

「シニアの旅人」さんのWebサイトでの注文手順通りに、
Send nanoSIM Please
と記載したはずなのに...

届いたのは標準・MicroSIM(左側)、「eBay」でのnanoSIMの申し込み方法(右側)

業者へ問い合わせをしたら「そのような記載はなかった」との返答でした。これを信用するなら、注文サイトでの記載が反映しなかった事になります。
実際に注文出来ている方もいるので、どこかでトラブルがあったのは確かです。何処なのかは確定出来ませんが...

再びSIMカードでのトラブルの予感です...

どちらにしても、「MicroSIM」を「nanoSIM」にしなくてはならないので、急遽「Amazon」でSIMカッターを購入しました。
余計な出費です!
1,000円弱なので金銭的には大きくはありませんが、残念感がイッパイです!

SIMカッター(左側)、この向きは間違い(中央)、図の逆が正解(右側)

初めて使うSIMカッター。失敗したら15ユーロが無駄になるから少々緊張しました。
SIMカッターの上面に書いてある図からSIMカードの欠けた方が奥になるのだと思い挿入。しかし、裏面から見たら金属部分が大幅にずれていました。
そこで、図とは逆に欠けた方を手前にしたら合致。こちらの方向が正解でした。
SIMカッター上面の図は矢印の方向から差し込む意味のようです。しかし、私と同じに理解して逆にSIMカードを入れダメにした購入者がいるような気がします。
勘違いを起こすような図なら表示しない方がマシ!だと思いました。

nanoSIMカット(右端)成功!

「カッター」と名前はついていますが、実際はカッターではなくプレス機みたいなモノ。思いっ切り上から押さないと上手く行きません
そこで、意を決してガッシャっと押します!

無事にMicroSIMからnanoSIMにカットする事は出来ました。
しかし、SIMカードの回路に損傷なく正確にカット出来たか否かは、機器に挿して動作確認しないとわかりません。
早速、「iPad Air」に挿入!
すると、2枚とも無事に電波を受信。カット成功です!
30ユーロ(15ユーロ×2枚)が無駄にならないで良かった(^^;)

「Vodafone IE」の設定

アクシデントがありましたが、どうにかクリアーし、やっと予定通りの作業に取り掛かりまれます。

まず、「My Vodafon」にログインし各SIMカードの設定内容を確認します。

チャージの残りは0.5ユーロ(左側)、「RED Roaming」は登録済み(右側)

「My Vodfone」の「Top up & offers」タブを開きます。
「Top up & offers」タブの左側のコンテンツから「Change my roaming plan」を選択。
ここにある「RED Roaming」のボタンが「Opt out」になっていたらOKです。
つまり、登録済みになっているので右下の変更ボタンは、登録解除(「Opt out」)になっています。
もし、「RED Roaming」が登録されていないと登録申し込みするため変更ボタンは「Opt in」になります。

私の場合は、「Vodafone Passport」と「Vodafone Passport Mobile Internet」は登録されていませんでした。「シニア旅人」さんのWebサイトによると、これらが登録済みになっている例もあるようです。
私が今回行くイタリア、フランス、スペインは「RED Roaming」該当国なので、「Vodafone Passport」と「Vodafone Passport Mobile Internet」はは登録なしのままにしておきました。
「Vodafone Passport」と「Vodafone Passport Mobile Internet」は登録すると即反映(「RED Roaming」は時間がかかる場合がある)するので、必要時になってから登録しても間に合います。

なお、業者がメールで送ってきた「My Vodfone」のパスワードは購入者すべて同じです。
そのため、ログインしたらいの一番に変更が必要です!

25ユーロをチャージ

設定項目を「Evernote」で管理

「Vodafone IE」を使うために行う手順が沢山あります。
万が一、漏れがあって現地で使えなくならないよう「Evernote」で必要事項をチェックするようにしました。
これまでの作業の結果、日本国内で残るはチャージだけです。

今回のヨーロッパ周遊ツアーは8日間です。でも、ヨーロッパにいるのは7日間。
なので使用料金は、
2.99ユーロ×7日間=20.93ユーロ
となります。そこで、25ユーロづつチャージしました。
チャージは、「iPhone 5s」からでも出来ますが、私は「Mac」の「My Vodafone」から行いました。

これで、日本国内での作業はすべて終了。
後の作業は、乗継ぎで降りるスイスのチューリッヒ空港で手続きします。
チューリッヒ空港では乗継ぎのため5時間滞在するのでインターネット回線は必須です(^_^)