コグレマサトさんのツイートから、たまたま知った「MISFIT FLASH」。
私は、この手の「活動量計」にはまったく興味がありませんでした。
何故なら、「活動量計」に興味を持っているのは、不健康な生活を抜け出せないくせに「健康に気をつけています」と言い訳するポーズのためでしかないと思っていたからです。
本当に健康を考えるのなら、単純に「運動をすればいいじゃん!」と言うのが私の気持ち。
さらに、健康を気付かせるだけのガジェットが1〜2万円と高額。
この価格ならテレビ通販等で売っている怪しげな健康機器を買えるし、そちらの方が健康に貢献する度合いは大きいのでは、と思ったりしています。
そんな私が、「MISFIT FLASH」に興味を持ったのは、
・価格が安い(5,370円/税込)
・睡眠(レム睡眠とノンレム睡眠)を計測出来る
の2点でした。
税込で5,000円台は魅力的でした。
すぐに興味をなくし使わなくなっても惜しくはない思える価格です。
このように思ったユーザーが多かったのか発売日の30日に「Amazon」を覗いたら、既に完売!
次の入荷まで「1〜2ヶ月待ち」となっていました。
一方、「ヨドバシ.com」では全色在庫ありでした。
でも、「Amazon」での人気からも早々に在庫切れになる可能性があったので、即購入。
その後、「ヨドバシ.com」でも店頭在庫が少なくなって来ていました。
しかし、色によっての人気度が違うようで面白いです。ブラック、ブルーは人気ですが、ブルーと色味があまり変らないグリーンは人気がないようです。
睡眠測定は私が欲しかった機能です。
人は、眠りが浅いと感じる日と深いと感じる日があります。
私はそれが、単なる思い込みなのか本当に眠りが浅かったのかを可視化したいとの希望が以前からありました。
「MISFIT FLASH」は、睡眠時の浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を記録してくれるので、私の希望に合致します。
「MISFIT FLASH」以外の「活動量計」では睡眠測定の都度、ボタンを押したりして設定しなくてはならない機種が多いようです。
しかし、「MISFIT FLASH」は余分な操作をせずそのままで寝ればOK。
自動的に睡眠を測定してくれます。この利便性は大きなメリットです。
また、ウチの妻は地震でも起きない程グッスリ寝ているのに「よく寝れなかった」と言う事が多々あります。
そのためにも「MISFIT FLASH」を付けさせて深い眠りばかりと言うのを可視化させたいとの希望もありました(^^;)
多くの「活動量計」がバッテリー駆動の中、「MISFIT FLASH」はボタン電池を使用しています。
最初は、コストダウンのための苦肉の策と思っていました。
しかし、使用しているブロガー等のレポート読んでみると、ボタン電池を使用しているのは大きなメリットを得るためとわかりました。
そのメリットとは、4ヶ月から6ヶ月もの長時間連続使用が可能と言う事です。
バッテリー駆動の「活動量計」は数日で充電が必要になります。
また、充電中は活動計測出来ません。
つまり、数日ごとに数時間も充電のためデータが取れません。
時計なら許されるでしょうが、24時間測定したい「活動量計」ではダメな仕様でしょう。
その点、「MISFIT FLASH」は半年近く連続使用可能な上、充電ロスもありません。ボタン電池の入れ替えでOKです。
ボタン電池入れ替えにかかるのは数分だけ。
その差は歴然です。
最初、ボタン電池使用なんてレガシーと思いましたが、このようなメリットを判断出来た「MISFIT FLASH」開発チームは素晴らしいと思いました。
「MISFIT FLASH」の本体のインターフェースは面白い仕様となっています。
一般的な「活動量計」のような時計表示はなく本体は真っ黒いままです。
画面をプッシュすると時間を知る事が出来ますが、それも12個のLEDが点滅して時間を知らせるだけ。
つまり、5分刻みの大ざっぱな時間しか判りません。
デジタル表示になり1秒単位でなく0.1秒単位で表示するのも当たり前の世の中で、「MISFIT FLASH」のこの仕様は尖っていて気に入りました。
「MISFIT FLASH」は重量わずか6g。
他の「活動量計」に比べ圧倒的に軽量です。
モニターで付けているブロガーの方の反応も「付けているのを忘れる程」との感想。
しかし、普段腕時計を付けない私にとっては、(重さではなく)手首に物があると言うのが気になります。
特に夏場、汗をかく季節ではより一層その感を強くします。
また、キーボードを使っていると手首に付けている「MISFIT FLASH」が机に当るのも気になります。
この事から、私が「MISFIT FLASH」を使わなくなる理由として考えられるのは手首にモノがある苦痛です。
「MISFIT FLASH」には、クリップも同梱されています。
腕時計タイプでの到着が苦痛になった時にクリップタイプに移行するのか、使用を止めるのかが分岐点になると思います。
実際の使用結果は次回!