先日、異常音がするので内部空冷ファンを替えました。これで異常音が出なくなったと書きました。 しかしあれから3週間後、またまた異常音が発生しました。 ということは、犯人は内部空冷ファンではなかった(^.^;)。 疑いは電源用8cmファンに向けられます。電源の載せ替えは手間がかかるので内部空冷ファンであることを期待して、まず内部空冷ファンを載せ替えしたのです。しかし、こうなったら電源を載せ替えるしかありません。 パソコンショップの自作売り場で電源を見たら400Wまでなら10,000円以下でした。電源ファン用の8cmファンでも2,000円位します。現在のG4/400の電源が237W(Appleのスペックでは200W)です。電源を丸ごと載せ替えればファンの交換の他に電源容量もアップできます。電源の載せ替えの方がコストパフォーマンス的が高いので電源の載せ替えに決定しました。 ATX電源のメーカーの各webサイトでスペックと価格を比較検討しました。現在が250W弱なので350Wでもよかったのですが、大は小を兼ねるで400Wにしました。価格も350Wと400Wで大幅に違っていませんでしたし。 購入したのはAcBel製(輸入代理店・ユーエーシー)のATX電源です。型番は「ATX-400P-SAS」で、出力400Wです。新宿のヨドバシカメラで8,800円でした。 DOS/Vコーナーという、Macユーザーの私が通常は行かない売り場でしたので居心地が悪かったです。 電源載せ替えに際して、Tak.(今井 隆)さんのwebサイト「MYSTIC ROOM」を参考にさせていただきました。 「MYSTIC ROOM」で PowerMac G4/400の場合は20ピンコネクターの18ピンと8ピンの2カ所をカットすればよいと掲載されていました。これなら間違いがなく載せ替えができると確信して決行を決意しました。
代理店が「ド派手にして目立つパッケージにした」というAcBel製電源の外箱。 静音設計ということで公称23dBとなっています。
最後にMacが正常に起動するか否か確認します。 ディスプレー、キーボードなどを接続します。準備が出来たらキーボードのパワーキーを押します。 ハッピーMacが出ました。アイコンパレードも始まり機能拡張もトラブルなく読み込まれていきます。 そして、無事に起動終了しました。 載せ替え成功です。パチパチ! 私は今までMacを改造した事はありませんでした。メモリーの増設やHDの増設だけでした。 しかし、今年になってからDVD-ROM/CD-ROMの不良、ファンの異常音とトラブルが多発。仕方なく載せ替え作業を行うはめにになりました。 過去にはオーディオアンプを自作していましたので、分解の作業ポイントやハンダ作業は難しくは感じませんでした。パソコンの自作なんて結局コネクターの接続だけですからね。 今回電源を載せ替えたために、私のG4/400もオリジナルはボード回りだけになってしまいました。 まだ載せ替え完了から数時間しか経過していません。電源の載せ替えによるトラブルが今後も発生しないかは時間が経過しないと分かりません。また、ファンの異常音が解決したのかも数週間しないとはっきりしません。 もし、何かトラブルが発生したら追加で報告をします。 【注意】 お約束です。 改造によるトラブル、故障、破損など一切の責任は負いません。改造に伴う責任は各自で負って下さい。