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MNP携帯乞食、やってみた!【MNP弾編】

「携帯乞食」とは

格安をアピールする携帯ショップ

「携帯乞食」って言葉があります。
携帯ショップが行っている多額のキャッシュバックを目当てにMNPを繰り返し利ザヤを稼ぐユーザーの事です。
しかし、これは違法行為ではなくまったくの合法です。
問題点があるとすれば、それを行っているユーザーではなく、このようなビジネスをしている各キャリアです。

そもそも私が「iPhone 4S」「iPhone 5」を購入出来たのはMNPによるキャッシュバックがあったからです。キャッシュバックがなかったら本体分割で月々6,000円となる料金はとても払えません。
このように、「iPhone」購入の過程でMNPによるキャッシュバックのメリットをわたしは強く感じていました。

メリットを受けたと同時に、「iPhone 4S」購入まで携帯電話業界をまったく知らなかった私には、MNPによるキャッシュバックと言うビジネスモデルに戸惑いも感じました。
何故なら、「iPhone」以外は発売数ヶ月で「本体一括0円、キャッシュバック○万円」が当たり前だったからです。
携帯電話業界以外でも本体価格を割引きする事はあります。しかし、家電量販店では通常3〜4割引、怪しい通販で8割引にはなっても0円(つまり10割引)になる事はありません。
本体価格0円だけでも驚きなのに、携帯電話業界はそれにプラスしてキャッシュバックと言う名でお金を払って購入してもらっています。
他の業界から見れば狂ったビジネスモデルとしか言えません。しかも、それを行っているのが一部上場の大企業NTTとKDDIなのだから驚きます。

キャッシュバックのコストは、ユーザーが払う月々の利用料金に上乗せになっています。しかし、キャッシュバックの恩恵を一番受けている「携帯乞食」ユーザーは渡り歩いているためキャリアにお金を落としていません。
結果的に、長く同じキャリアを使い続けているユーザーはキャッシュバックの恩恵を受けずキャッシュバックのコストだけ払うと言う捩じれた状況になっています。

これまでにも、キャッシュバックビジネスが批判になり、業界として是正をするとのニュースは何回も出て来ました。でも、上半期の締めの9月、年末商戦の12月、年度末の3月で直近の数字が欲しくなると反故にされてしまっているようです。

個人ブログには「キャッシュバックで○万円ゲット!」の記事が多くアップされています。
「iPhone」購入でMNPのキャッシュバックを知った私は、ブログにあるように簡単に数万円の利益が得られるのだろかと興味を持ちました。
そこで今回私は、本当に素人がMNPによるキャッシュバックでどれだけ利益を得られるのか実際に体験してみる事にしました。私のような携帯電話に詳しくない素人が利益を出せるのなら誰にでも可能になりますから。

「で、結局儲かったの?」との声が聞こえますので、先に結論をお知らせします。
今回私はMNPで2件の契約をしましたが、

収支は約5万円以上のプラスです!

キャッシュバックの条件を把握できれば、素人でも1件につき数万円のプラスになる事が可能と分かりました。

MNPキャッシュバックの手順

さてここで、私が今回行った「携帯乞食」の方法を説明します。
ベテランの「携帯乞食」の方には既に知っている事でしょうからスルーして下さい。あるいは、ベテランの方はもっと賢い方法を行っているのかもしれません。
また、十分に注意しまいたが、初めて故数値に間違いがあるかもしれません。実際に「携帯乞食」にチャレンジする方は自己責任でお願いします。

今回の「携帯乞食」の手順は下記の通りでした。

MNP弾の制作

必要経費の試算

情報収集

携帯ショップで契約

有料コンテンツ、キャリアオプションの解除

本体売却

最低維持費プランに切り換え

これから数回に分けて順番に説明していきます。

MNP弾の作り方

今回MNP弾用プリペイド契約に使った「ガラケー」

MNPのキャッシュバックがお得と言っても一般の人は「都合よく各キャリアの回線契約はないよ」と言うでしょう。
しかし、そのような人でも、使わず家に眠っている「ガラケー」の1台や2台はあるのではないでしょうか。
その眠っている「ガラケー」を再契約しMNPするための端末にします。この端末の事を「MNP弾」と言います。
私の場合は、「iPhone 4S」購入の際にMNP弾にした「au」の「PT002」、「iPhone 5」購入の際にMNP弾にした「SoftBank」の「105SH」がありました。

この端末をプリペイド携帯の契約にしました。
両キャリアともここ数年の機種なら問題なくプリペイド携帯に出来ます。「docomo」では現在プリペイド契約はないので別の方法が必要です。
プリペイド携帯のメリットは、月々の維持費が発生しない事です。
両キャリアのプリペイド契約時の料金は異なりますので下記で比較しました。なお、両キャリアともプリペイド契約は店舗での現金支払いのみとなります。

「au」は下記の通りです。

項目料金備考
契約手数料4,200円
カード料金3,000円1,000円×3枚
解約料金0円
合計7,200円

「SoftBank」は下記の通りです。

項目料金備考
契約手数料0円
カード料金3,000円
解約料金9,975円1年後は0円
合計12,975円

「au」は契約手数料が4,200円かかりますが、解約料金はありません。
これに対して「SoftBank」は契約手数料は無料ですが、1年以内の解約のみ解携帯電話やスマートフォンと同様に9,975円がかかります。
1年以内の解約で比較すると「au」の方が5,775円(12,975円-7,200円)も安くなります。
また、「au」のプリペイド携帯には1,000円カード3枚のプリペイドカードがあります。契約、即解約した場合1,000円カードが2枚残るので実質5,200円となりさらに負担が軽くなります。

残った2枚のプリペイドカードが不必要ならヤフオク等で売却出来ます(通常のチケットショップでは買取不可のようです)。
「au」で確認した所、残った2枚のプリペイドカードは次回契約後には使えますが、契約時には使えないとの説明でした。つまり、次回のプリペイド契約時にも最低7,200円必要となります。
以上の比較で明らかなように、「docomo」にMNP転入するなら「au」のプリペイド契約からの方が安価になります。

料金的には1年以上寝かせて置かないと「au」に劣る「SoftBank」ですが、料金以外のメリットがあります。それが、電話番号下4桁を選べる事です(「au」はショップのコンピューターにお任せになります)。例えば、今使っている携帯電話の番号と下4桁を同じにしたい場合「SoftBank」なら可能です。

ただし、プリペイド携帯によるMNPで注意すべき点があります。
それは、プリペイド携帯によるMNP転出にはキャンセルが効かない事です。
プリペイド携帯以外のMNP転出では15日以内にMNPをしなかった場合転出料金が発生しません。
しかし、プリペイド携帯ではMNPしなくても料金は戻って来ません。さらに、プリペイド携帯の契約も消滅してしまいます。
このような理由のため、プリペイド携帯でMNP転出をする場合は、携帯ショップに電話し希望機種を取り置きするよう依頼した上でMNP転出の手続きする事が大事です。

なお、「au」も「SoftBank」も2012年にプリペイド契約の改定を行いました。「au」は事務手数料、「SoftBank」は解約料を新設し、「MNP携帯乞食」には条件が厳しくなりました。
しかし、MNP弾がない初心者にはいまだに有効な手段だと思います。

契約、即解約はブラックリスト入りと言われています。
「au」は「iPhone 5」を契約していますし契約、即解約は1年以上前の「iPhone 4S」購入時以来なので心配はしていませんでした。
一方、「SoftBank」は3月の「iPhone 5」購入に続き、今回契約、即解約を行いました。半年の短期間に2回だったので指摘されるかと心配しましたが、何もなくMNP予約番号を発行して貰えました。
まだ、ブラックリストには乗っていなかったようで安心しました。
しかし、次回はヤバいかなと思っています(^^;)