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iPhone 中国通販に挑戦!【追加編】

追加購入の理由

「Banggood.com」

先日、中国本土の通販サイト「Banggood.com」から購入した「Xiaomi」有線イヤホン「Piston 3」が本物だった事はレポートしました。

しかし、「Banggood.com」は本物だけで偽物は扱っていないかと言うとそうでもありません。どう見ても偽物と思われるモノもあります。

細かく見ていくと、本家の「Xiaomi」は「Xiaomi」との表記で、偽物は「XIAOMI」との表記のように思えます。
ただし、「Xiaomi」表記でも本物のでは考えられない価格設定している商品もあるので、社名表記だけですべて正解とは言えないようです。
その辺り、情報収集をしておかないと「Banggood.com」でも偽物を掴まされる事になりそうです。

それらの事情を把握した上で、再度「Banggood.com」にチャレンジしました。
今回注文したのは「Piston 3」の前モデル「Piston 2」。国内でデザインと音質で人気だったモデルです。

「Piston 2」?

国内のブログ等では「Piston 3」販売に伴い「Piston 2」は販売完了と言われています。
所が、「Xiaomi」のグローバル版サイトでは「Mi In-Ear Headphones Rose Gold」との商品名で「Piston 2」とソックリな有線イヤホンが掲載されています。

また、「Xiaomi」と同じ画像を使った有線イヤホンを「Banggood.com」でも販売しています。

「Piston 2」は、独特のデザイン。
「Piston 2」の前にも後にも同じデザインのイヤホンはありません。
このため、「Mi In-Ear Headphones Rose Gold」が「Piston 2」と同じモデル?
と思うのは自然です。

そこで、
「Banggood.com」で販売されている製品が「Piston 2」なのか?
また、
「Piston 2」でないとしても「Xiaomi」の製品なのか?
に興味を持ちました。

国内のWebサイトにも情報がないので、人柱を兼ねて購入する事にしました。
「Banggood.com」では、17.69ドル(約2,000円/送料無料)。失敗しても我慢出来る金額です。

なお、「Piston 3」は「Piston 2」の後継機種との位置付けですが、設計思想もデザインともまったく違います。このため、「Piston 3」と「Piston 2」の両方があっても被らないはずです。

もっと、単純に本音を言えば「Piston 2」のデザインに興味を持ったので、見て触って実感してみたいと思ったのが大きな理由です。

追跡情報

追跡情報の結果

前回購入した「Piston 3」は広州から発送されましたが、今回の「Piston 2(仮)」はシンガポールからの発送となっていました。

「Banggood.com」は中国本土の会社なのに、何故シンガポールから発送?

と思いましたが、「Banggood.com」は広州だけでなくシンガポール発送の事例も結構あるとの事(まれに、欧州からの事例もあるらしいです...)。
「シンガポール発送は偽物」と思ってしまいましたが、そうではないと知り安心しました。

前回同様、「17track.net」の追跡情報はなかなか反映しません
9月2日注文で、「17track.net」に追跡情報が反映したのが10日。9日もかかりました。「Piston 3」購入時は7日間だったのに...
そして、到着が15日。今回は到着まで2週間をオーバーしました。

真偽判定

ゴミ袋のようなビニール袋に入ってくる荷物(左側)、緩衝材からはみ出ていたので角が凹んでしまっている(中央、右側)

「Xiaomi」の場合、到着し最初にする事は真偽判定です。
何故、ユーザーが真偽判定をしなくてはならないのか少々疑問ですが、そのドキドキ感が忘れられず癖になりそうな予感も...(^^;)

「Piston 2(仮)」の真偽チェックポイントは下記の5点です。

本体形状
本体外径(6mm)
イヤピースのサイズ表記(S/M/L)とクリップ
キャリングケース裏の文字
QRコード

シッカリとした作りのケース(左側)、イヤピースの確認(中央、右側)

文字を確認(左側)、本体外径を確認(右側)

QRコードの確認

本体形状はWebサイトの画像と比較してチェック、外径の6mmは物差しで測りました。
キャリングケースを取り出し、ケース下部にあるイヤピースのサイズ表記とクリップ、キャリングケース裏の「1MORE DESIGN」の文字をチェック。本物の用件を満たしている事を確認。
なかなかQRコードが読めなかったので、「iPhone 5s」で撮影したQRコードの画像を「Mac mini」で拡大して表示して読み取りました。
本物の証明画像にアクセスする事が出来ました。

以上、すべての項目をチェックし、今回も本物との確認です。

ところで、これって「Piston 2」?

真偽判定は完了し、今回購入したのが「Xiaomi」の製品と言うのは証明されました。
でも、真偽判定と「Piston 2」であるとの証明は別です。

そこで、
これって「Piston 2」なの?
をチェックしなくてはなりません。

デザイン、作り、パッケージまでどこから見ても「Piston 2」そのまま

でも、現在「Xiaomi」グローバル版ではラインアップされていますが、中国版にはありません。
そのグローバル版でさえ、どこにも「Piston 2」との表記はありません(ちなみに「Piston 3」は「The 3rd」と表記)。同様に、「Banggood.com」でも「Piston 2」名での検索では該当しません

なかなか複雑ですが、これらの事実を踏まえ私なりに考えた仮説は、
仕様変更があったのではないか
です。

具体的には、ベリリウム振動板の変更です。

「Piston 2」の音質が良かったのは「ベリリウム振動板」を採用しているからとの意見を持つイヤホンマニアが多くいます。
「ベリリウム振動板=良い音質」が正しいと結論付ける事は出来ません。何故なら、音質はひとつのパーツ、素材で決まる物ではないですからです。
でも、音質のひとつの構成要素になっているのは間違いありません。

ベリリウム振動板は、優れた特性から過去にはスピーカーのツィータ等に使用されていました。その一方で、強い毒性があり製造にはかなりのコストがかかるので今はほとんど使用されなくなった経緯がある素材です。
「Xiaomi」もコストと安全性の見直しでベリリウム振動板の採用を諦めたと考えられないでしょうか。
現在、「Xiaomi」のグローバル版に掲載されているモデルの説明文にはベリリウム振動板との記載はなく単にメタル振動板となっています。

売りのひとつだった「ベリリウム振動板」の採用を中止したので商品名、型番を変更。しかし、デザイン性で高い評価を得たので金型はそのままで製造販売をしたと見立てました。
正解は「Piston 2」を分解するしかないので本当の所は判りません。
単に私の妄想かもしれません。

「Piston 2(仮)」の音質の違い

でも、私がこのように考えたのには理由があります。
それは、私が購入した「Piston 2(仮)」(←Piston 2」と区別するために仮称。以下同)の音質が、「Piston 2」購入ユーザーの音の傾向とかなり異なるからです。

「Piston 2」購入ユーザーの音質評価は、
高域が出ている「Piston 2」と中域が厚い「Piston 3」
でした。
でも、私が視聴した「Piston 2(仮)」は高音域から低音域までのバランスが良い印象です。
「Piston 3」は低音域がブーストしすぎて中音域がマスクされる傾向があります。
それに対して「Piston 2(仮)」の低音域は締まっていて、中音域がマスクされてしまう心配はありません。また、高音域も既存ユーザーの評価程キツクありません

このように、ブログ等でアップされている評価とかなり異なっている「Piston 2(仮)」
これだけ視聴結果が異なっているとユーザー個々の感性の違いだけでなく、素材の変更等もっと大きな要因があるのではないかと考えるのも無理からぬ事ではないでしょうか。

この所、イヤホンを購入する事が続いています。
そこで、次回は最近購入したイヤホンの聴き比べを行います。
ご期待下さい(^^;)