脱獄環境が整ったので「Apple Watch Series 5」を購入!

購入したのはApple Watch Series 5

購入までの経緯

12月21日に「Apple Watch Series 5」を購入しました。
購入したのはGPS、44mm、ゴールドアルミニウムケースです。
今回は購入に至った経緯をレポートします。

現在私が使用しているスマートウォッチは「Withings」の「Activite Steel Black」。2017年4月購入です。
デジタル感満載のいかにも「スマートウォッチ」とした外観ではなく、今までの腕時計的なのが私の好みでした。
しかし、「Activite Steel Black」購入から約2年半。そろそろ、新しいスマートウォッチへの物欲が強くなってきました。

まず、現愛用機種のメーカーの「Withings」の機種をチェックしたところ、少々悲しい現状でした。
「Activite Steel Black」以降、外観を踏襲しながら心拍計を追加した機種が発売されましたが、他社のスマートウォッチの進化のペースからすると満足のできる内容ではありません。
さらに、「Withings」社として新しい商品開発への期待が今後も持てない感がありました。
デジタルぽくないスマートウォッチとのコンセプトは好きなのですが、そのような情況なので「Withings」社以外のスマートウォッチへの買い替えも選択しました。

そのような中で有力な選択肢が「Apple Watch」でした。
「Apple Watch Series 3」までは不満点が多く、ガジェット好き以外には購入メリットがない商品でした。
その後、「Apple Watch Series 4」で大幅モデルチェンジし、「Apple Watch Series 5」で「取りあえず一定の完成度」になったかなとの感想を持っています。
Appleユーザーとしては「Apple Watch」は悪くない選択です。

「Apple Watch」については基本的な点しか把握はしていなかったので機能や利便性を改めて調べました。
バッテリーが1日しか持たない
値段が高い
というデメリットはありますが、それを上回る魅力がありそうです。
当然「iPhone X」との相性は他のスマートウォッチよりも高いのも購入に至った大きな点です。

脱獄環境が整わず購入が伸びる

初めての「Apple Watch」を開封!
初めての「Apple Watch」を開封!
表はシンプルなのに中は派手なデザイン
表はシンプルなのに中は派手なデザイン
バンドと本体、磁気充電ケーブル、USB電源アダプターが入っているケースは別になっている
バンドと本体、磁気充電ケーブル、USB電源アダプターが入っているケースは別になっている

そのような理由付けができたので「Apple Watch Series 5」購入を決断しました。
なのに、9月末発売早々ではなく3ヶ月も遅れたのには別の理由があります。

それは、「iPhone X」とのペアリングの問題です。
「Apple Watch Series 5」と「iPhone」をペアリングするには「iOS13.x」以降が必須となっています。当初私はこの仕様を知りませんでした。
「Apple Watch Series 5」購入のための情報収集で初めて知りました。

私は「iPhone」の使用に脱獄環境は必須です。
「Apple Watch Series 5」発売当時の9月には脱獄環境の上限は「iOS12.x」。
そのため、その当時は「Apple Watch Series 5」を購入してもペアリングができない環境でした。

「Apple Watch Series 5」発売してまもなく、脱獄開発者から「iOS13.x」の脱獄は可能との情報がリリースされました。かつ、それほど遠くない時期にリリースも可能とも述べられていました。
「iOS13.x」用脱獄ツールがリリースされれば脱獄犯でも「Apple Watch Series 5」が購入できます。私は、「iOS13.x」用脱獄ツールがリリースするのを待つことにしました。

実際に「iOS13.x」用脱獄ツール「checkra1n」がリリースされたのは11月中旬
脱獄ツールはβ版扱いでしたが、人柱の方々の評価は上々。成功率も高いようでした。
これで、「Apple Watch Series 5」購入に障害はなくなり、即購入できる環境になりました。
しかし、残念ながら肝心の「iOS13.x」の出来が悪くバグだらけ。そこで、「iOS13.x」のバグ取りが落ち着いてからの購入に変更しました。
その結果、先日記事をアップしたように実際に「iPhone X」を脱獄したのは12月に入ってからでした。

「GPS」か? 「GPS+セルラー」か?

左からソフトケースに入った本体、1mの磁気充電ケーブルと5WのUSB電源アダプター
左からソフトケースに入った本体、1mの磁気充電ケーブルと5WのUSB電源アダプター
ソフトケースから出した本体を並べる
ソフトケースから出した本体を並べる

さて、「iPhone X」も「iOS13.2.3」バージョンで脱獄したので「Apple Watch Series 5」購入への障害がなくなりました。
そこで、具体的な購入機種の検討に入りました。

購入の最初に悩んだのが「GPS」機種にするか、「GPS+セルラー」機種にするかでした。
「GPS」機種と「GPS+セルラー」機種の価格差は15,400円。小さくありません。

「GPS+セルラー」機種なら「iPhone」が近くになくても単独でフルスペックの機能が使えます。それに対して、「GPS」機種で近くに「iPhone」がない場合、一部機能が制限されます。

しかし、「Apple Watch」ユーザーのブログなどを読んだ所、「iPhone」を常時携帯しているのなら「GPS」機種で十分との意見が多くありました。
私も外出時には「iPhone X」を常時携帯しています。ならば、15,000円も多く払って「GPS+セルラー」にする必要はありません。

「40mm」か? 「44mm」か?

Series 5本体のデジタルクラウン側
Series 5本体のデジタルクラウン側
光学式心拍センサーなどがあるSeries 5本体の裏面
光学式心拍センサーなどがあるSeries 5本体の裏面

「Apple Watch」を時計の代替えと考えた場合、本体は小さい方が望ましいと考えています。
また、本体が大きいとスマートウォッチが主張しすぎてしまいます。それは私的には好きではありません。
しかし、実際に腕にはめた時の大きさや重さなどはWebサイトの画像だけでは判断できないところです。そこで、実機で確認をするため「Apple新宿」へ行きました。

「Apple新宿」で実機を見て触ったところ、当初予定の40mmでは表示する文字が小さくて見にくかったのが第一印象です。
若くて視力が良いのなら40mmでも問題ないのでしょうが、歳取って視力が落ちてきた私にとっては40mmで表示される文字を見るのは少々苦痛になると感じました。
この辺りの確認ができるのは、実店舗のメリットですね。

ただ、44mmは男性の私の腕でも少々大きく自己主張が強く感じ。でも、文字が読めないのでは本末転倒です。
40mmと44mmの価格差は僅か3,300円なので、価格差を気にして選択する程ではありません。
そこで、ここは見場ではなく実用性を取って44mmモデルを選択しました。

「転倒通知」機能は3キャリアのみなので断念!

「Apple Watch Series 4」からの機能でメディアの記事でも評判になっていたのが「転倒通知」機能。
私も期待していた機能です。
しかし、「転倒通知」機能を単独で使うには「GPS+セルラー」機種で、さらに3キャリアと契約していなければいけないことを知りました。
「GPS」機種の場合、近くの「iPhone」経由で「転倒通知」機能は動作するそうです。その場合でも「iPhone」の契約は3キャリアで音声回線は必要です。

しかし、私の「iPhone X」の現在の契約は「UQ mobile」のデータ回線です。
月額料金がドンドン高額化するMNOの3キャリアとはもう契約する気持ちはありません。また、通話をまったくしないので音声回線は必要ありません。

「Apple Watch Series 5」の売りのひとつであり、機能としても優秀で使いたい「転倒通知」機能。
でも、私のような通信環境ではまったく使えないことがわかりました。
残念ですが、諦めるしかありません。

8%ポイント還元していた「ヨドバシカメラ」で購入

クリスマスの飾り付けが始まっているヨドバシカメラ吉祥寺店
クリスマスの飾り付けが始まっているヨドバシカメラ吉祥寺店

以上のように、購入機種は44mmのGPSと決まりました。ではどこで購入するかです。

通常、Apple製品は値引きがないのでどこで購入しても差がありません。
ところが、年内「ヨドバシカメラ」では正規のヨドバシポイント還元以外にプラス5%のポイント還元を行っていました。
「ヨドバシカメラ」では通常「Apple Watch」のヨドバシポイント還元が3%なので年内ならプラス5%で8%になります。
44mmの「GPS」機種は税込50,380円なので、約4,000円の割引です。
どうせ購入するなら、安いに越したことはありません。

ただし、「ヨドバシカメラ」での購入だとバンドが自由に選べません。「ヨドバシカメラ」で選べるバンドは「スポーツバンド」だけです。
「Apple Watch Series 5」以降「Apple Store」(実店舗、Webサイト)ではバンドが自由に選べるようになったのが売りとなっています。

Apple Storeではバンドが自由に選べる!
Apple Storeではバンドが自由に選べる!

とは言いながら当初から私は、着せ替え用のバンドは「Amazon」で1,000円前後で販売されているサードパーティー製を購入する予定だったので、「ヨドバシカメラ」での選択肢が「スポーツバンド」だけでも大きなデメリットではありません。
また、唯一の選択肢が購入ユーザーの評価が比較的高い「スポーツバンド」なのでその点でも不満はありません。

と言うことで、価格優先で「ヨドバシカメラ」で無事購入しました!
これから、ペアリングと設定です。