新年早々、自宅の「Mac mini 2012」を「macOS Mojave」から「macOS Catalina」へアップデートしました。
今年の元旦は毎年恒例の天皇杯・決勝に行けませんでしたので、別のミッションを行いました。
上書きインストール


丁度1年前にクリーンインストールで「macOS Mojave」しましたので、今回の「macOS Catalina」へのアップデートは上書きインストールで済ましました。
上書きインストールだったので1時間ほどで終了。予想よりも短時間での終了でした。もっとも「macOS Catalina」は事前にダウンロードしておいたのでアップデート作業のみの時間です(「macOS Catalina」のダウンロードには30分程かかっています)。
上書きアップデートだったので設定値などはそのまま生きていますので「macOS Catalina」後は、今まで通りに使用可能でした。
前回「macOS Mojave」のクリーンインストールの際は、所々で設定が無効になっていました。
そのため、見つかった都度設定を戻す作業が発生し、落ち着くまでに少々時間がかかった苦い経験がありました。
今回は、そのような事例が発生しないようなので助かります。
非Retinaディスプレイ

前バージョンの「macOS Mojave」から非Retinaディスプレイではフォントがキレイに表示されないという問題が発生しています。
これは、Appleが非Retinaディスプレイを無視する仕様にしたのが原因です。
「macOS Mojave」では、「ターミナル.app」で設定を変更することで対処しました。
「macOS Catalina」での処置方法の情報がなかったので「macOS Mojave」と同じ処置をしました。
行ったのは、フォントのカラーフリンジ・エフェクトを復活して、スムージング処理を有効に
[aside type=”normal”]defaults write -g CGFontRenderingFontSmoothingDisabled -bool NO
[/aside]サブピクセル・アンチエイリアスの強度を最大に
[aside type=”normal”]defaults -currentHost write -globalDomain AppleFontSmoothing -int 3
[/aside]です。
以上のように同じ操作を行ったのですが、仕様が代わったのか「macOS Mojave」のようにフォントがキレイに表示されません。
「Mac mini」に接続されている「EIZO/EV2450」ディスプレーに表示されるフォントがまだ汚いままです。まるで、Windows機のようです。
「EIZO」のディスプレーを使う限り我慢するしかないのでしょうか?
少々残念です!
ログイン画面のデスクトップピクチャーの変更
ログイン後のデスクトップピクチャーは「macOS Mojave」でのカスタマイズが反映されていましたので問題ありません。
しかし、ログイン画面のデスクトップピクチャーがオリジナルのサンタカタリナ島の画像に代わってしまっていました。
これは、「ターミナル.app」を使い変更しました。
今回は、ブログ「INFONOGRAPHY」の「macOS Catalinaのログイン画面の壁紙を変更する方法」の記事を参考にしました。
多少手間ですが難しいことではありません。
ちなみに、Macユーザーなら背景画像は「壁紙」ではなく「デスクトップピクチャー」と呼びましょう。
もっとも、Apple自身が「iOS」端末では「壁紙」と呼んでしまっていますが…
動作スピード
現在使用している「Mac mini」が2012年モデル。今回の対象機種のギリギリのモデルです。
HDDをSSDに代えたとは言え、「macOS」のアップデートで動作が遅くならないかが最大の心配でした。
しかし幸い、「macOS Mojave」と比べ遅くなった感じは受けてないのでひとまず安心しました。
昨年、「iPhone X」、「iPad 2018」を買い替えし「Apple Watch Series 5」を新規購入。周辺端末が新しくなったので、それに併せて「Mac mini」も新しいOSにアップデートできたので、より快適な環境が整ったと思います。