通話録音用に中古「iPhone 6s」を購入し、脱獄する!

「iPhone 6s」を脱獄

前回、通話録音をするための方法を考察し、中古の「iPhone」を利用するとの結論に達したとのレポートしました。
今回は、「iPhone 6s」購入までの経緯と脱獄の手順をレポートします。

中古購入で「じゃんぱら」が優秀な点

通話録音のためなので純正「電話.app」や「050 plus」が動作すればOK。なので、スペックは求めません。つまり、10年ほど前の機種でも完動品なら利用できると思っていました。

ということで、「iPhone」の中古価格を把握するため「じゃんぱら」をチェック。中古「iPhone」を購入する時に私が利用するのは「イオシス」ではなく「じゃんぱら」です。

理由は、「じゃんぱら」は中古の状態が詳しく記載されているからです。例えば、バッテリー容量や利用制限のあるなし、「iOS」のバージョンなどです。
「イオシス」はこれら詳細がないため店舗へ行ったが希望に沿わず無駄足になる可能性があるのがネックです。

また、買取の際、「じゃんぱら」は時間をかけて状態をシッカリと確認し査定をします。一方の「イオシス」はものの数分で査定。
このように買取の確認に大きな違いがあるため、販売の品質でも「じゃんぱら」に信頼が置けると感じています。

SIMロックがネックに

さて、なるべく安い「iPhone」と調べたら、2013年9月発売の「iPhone 5c」「iPhone 5s」が、3,000円弱だったので候補としました。
3,000円弱なら大きな出費ではないのでほぼ決定と思っていたところ、大きなマイナスポイントがあることが発覚。購入を断念しました。

そのマイナスポイントとはSIMロック解除ができないことです。
そうあの当時、キャリア販売の機種はSIMロックがかかっていた上、その後もSIMロック解除ができなかったのをすっかり忘れていました。

購入後、どのキャリア回線で使うかわかりません。もしかしたらSIMロックのキャリアだったとしてもMNVOでは使用不可になるかもしれません。
それらを考えると、SIMロック機種を購入するのはリスクがありすぎるという結論に達したのです。

SIMロック解除機種で選ぶ

そこで、SIMロック解除機種で選ぶことにしました。
SIMロック解除機種というと翌2014年9月発売の「iPhone 6」以降です。

通話専用端末と言うことで、小型機種が欲しかったので最初「iPhone SE(第1世代)」を希望しました。しかし、これが以外に高く、状態の良い機種だと8,000円以上します。
一方、「iPhone 6」なら5,000円から、「iPhone 6s」も7,000円と「iPhone SE(第1世代)」より割安だったので「iPhone 6」か「iPhone 6s」に購入対象を絞りました。
それにしても、「10年ほど前の機種でも5,000円もするとは「iPhone」のリセールバリューは凄いですね。

ということで、「iPhone 6」、「iPhone 6s」辺りで
SIMロック解除
取りにいける距離の店舗(配送だと770円もかかる)
なるべく安く
を条件に探しました。
なお、「iPhone 6 Plus」、「iPhone 6s Plus」は、高額なることと、より大型化することで選択対象外としました。

「iPhone 6」は5,000円台でありましたが、台数が少なく液晶ムラなどがありイマイチ。
「iPhone 6s」は台数が多かったですが中心相場が7,000円と「iPhone 6」に比べると少々価格がアップしてしまいます。

「iPhone 6s」の販売価格は「じゃんぱら」で7,000円前後
「iPhone 6s」の販売価格は「じゃんぱら」で7,000円前後

でも、そんな中、目玉機種を見つけました。結局購入したのはその目玉機種の海外版「iPhone 6s」です。
「iPhone 6s」の在庫のほとんどは「ランクC」で価格は7,000円弱。
しかし、「海外版」となっていた「iPhone 6s」は、「ランクB」なのに5,000円弱でした。
私が購入した「iPhone 6s」は、バッテリー容量が91%もあり、未使用の付属品(SIMピン、Lightningケーブル、イヤホン)が付いていて通常品より2,000円も安いなら絶対買いでしょう。
購入店舗の店員さんに聞いたところ「海外型番」は安値になるとのこと。

「モデル番号」が米国型番になっている
「モデル番号」が米国型番になっている
バッテリー容量は91%と10年前の機種としてはかなり優秀
バッテリー容量は91%と10年前の機種としてはかなり優秀

「Android」は知りませんが「iPhone」は仕様に大きな違いはありません。海外型番が理由だけで安くなるのは個人的には理解できないのですが、一般の人はそのような感情なのでしょう。まぁ、そのおかげで安く購入できたのですから嬉しいです。

米国機種だが技適は取得していた
米国機種だが技適は取得していた

購入後に確認したところ、「技適」も付いていたので日本国内での使用も問題ありません。また、米国型番なので脱獄しなくてもシャッター音がしません
なお、型番「MKT12LL/A」で調べたところ、米国ベライゾン販売機種らしいです。

「MKT12LL/A」は米国ベライゾン販売機種
「MKT12LL/A」は米国ベライゾン販売機種

また、使用バンドは米国版と日本版でまったく同じ。米国版だからといって日本未対応のバンドはなかったのも安心しました。

米国型番も日本のバンドすべてに対応している
米国型番も日本のバンドすべてに対応している

動作確認

今回、「iPhone 6s」は「docomo」のMVNO「日本通信」のSIMカードを挿して使う予定でした。
SIMロック解除と対応バンドを調べていたので「日本通信」回線が使えないことはないとは思いましたが、万が一との不安があったのも確かです。
早速、SIMカードを挿したところ、プロファイル対応もしないで「日本通信」の回線をつかみ始めました。何の問題もなく「日本通信」が開通しました。
心配が杞憂に終わって良かったです。

脱獄作業

購入した「iPhone 6s」は初期化されているのでまずは設定をします。
この「iPhone 6s」は通話録音専用端末なので既存の「iPhone」からのデータ移行は行いません。「iCloud」での同期設定しますが、基本は単独使用です。

「AltStore」をインストール
「AltStore」をインストール
「TrollStore X」をインストール
「TrollStore X」をインストール

脱獄作業は、「iPhone 11 Pro」購入時の2022年1月以来なので2年半振りです。
「iPhone 11 Pro」の脱獄は脱獄ツール「unc0ver 8.0.2」、パッケージマネージャ「Cydia」でした。
しかし、2年半後の今日、脱獄界も大きく変化していて、脱獄ツール「TrollStore」、パッケージマネージャ「Sileo」が主流です。

「Dopamine」から「Jailbreak」
「Dopamine」から「Jailbreak」
パッケージマネージャーには「Sileo」を選択
パッケージマネージャーには「Sileo」を選択

初めて使う脱獄ツールとパッケージマネージャで浦島太郎状態です(^.^;)
例のごとくSANTAさんの「Tools 4 Hack」に今回もお世話になりました。

パッケージマネージャが「Cydia」から「Sileo」に、脱獄方法がRoot脱獄からRootless脱獄に変ったことで、今まで私が利用していた脱獄アプリで提供されなくなったのが多くて驚きました。
幸い、今回の目的の「AudioRecorder XS」はRootless脱獄対応版の「AudioRecorder XS(rootless) (iOS 12 to 17)」として提供されていたので助かりました。
それ以外で私が気に入っていた「EQE」や「AutoUnlockX」などは軒並みありませんでしたので、「AudioRecorder XS」が提供されていたのは、かなり幸運だったのかもしれません。

通話録音テスト

「AudioRecorder XS」をインストール
「AudioRecorder XS」をインストール

脱獄が完了したので「AudioRecorder XS」の設定をします。
設定は、「設定」内の「AudioRecorder XS」の「Activation Methods」にあります。
「Activation Methods」内の「StatusBar Double Tap」、「StatusBar Swipe Left」、「StatusBar Swipe Right」項目がそれです。各項目は各々「ステータスバー」をダブルタップ、左へスワイプ、右へスワイプです。

「AudioRecorder XS」呼び出し設定は「Activation Methods」から行う
「AudioRecorder XS」呼び出し設定は「Activation Methods」から行う
「ステータスバー」の操作選択は3つある
「ステータスバー」の操作選択は3つある

各ステータスバー項目は「No action」、「Show Ul」、「Record VoiceMemo」の3つがあり、設定しない、通話録音、ボイスメモ録音から選択できます。
「iPhone 6s」は通話専用端末なので「ステータスバー」すべてを「Show Ul」にし、「ステータスバー」をダブルタップ、左へスワイプ、右へスワイプのいずれでも「AudioRecorder XS」を呼び出し通話録音できるように設定しました。

 

脱獄が完了したので「AudioRecorder XS」が正常に動作するかをテストしました。
「AudioRecorder XS」は、純正の「電話.app」だけでなくIP電話の「050 plus」でも通話録音できるのが私には嬉しいところです。
今回のテストは「iPhone 15 Pro」の「050 plus」から「iPhone 6s」の「電話.app」に電話をかけ実施しました。

「AudioRecorder XS」で通話録音のテスト
「AudioRecorder XS」で通話録音のテスト

「iPhone 6s」の「電話.app」にかかってきたら「ステータスバー」を操作し「AudioRecorder XS」を呼び出し録画を開始します。
通話終了後、「AudioRecorder XS」から通話録音データがあることを確認しました。音声は聞き取れないような録音品質ではなく十分な音声品質でした。

「AudioRecorder XS」で録音したデータの確認
「AudioRecorder XS」で録音したデータの確認

まとめ

以上のように、通話録音は、「iPhone 6s」の脱獄アプリ「AudioRecorder XS」で実現。
経費として5,000円弱かかりましたが、「iPhone 6s」を入手したことでまた脱獄を楽しむこともできますのでよしとします

脱獄完了後のトップページ
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