今年5月に購入した「Apple Watch Series 9」を「WatchOS 11.0」にアップデートしました。
アップデートに伴い新しく追加された機能で私が注目しているのが、
・睡眠時無呼吸の通知
・翻訳
の2つです。
各々について使用した感想を記します。
「睡眠時無呼吸の通知」


世間的にも注目を集めているのが「睡眠時無呼吸の通知」でしょう。
私も歳を取り、イビキもかくようになってしまいました。
イビキをかくと「睡眠時無呼吸症候群」の可能性も高くなる、という本当なのか噂レベルなのかを聞いたことがあります。
家族に聞いてもイビキは気になるけど、無呼吸になっているようには見えないとのこと。
そんな状況なので、病院に行って検査をするほどではないかとは思っていますが、気にはなっています。
「iOS 18.0」で医療レベルではないといいながらも「睡眠時無呼吸症候群」を測定できる機能が追加されました。
早速設定をオンにして「睡眠時無呼吸の通知」をオンにしました。




「睡眠時無呼吸の通知」は、30日間のデータを集めて判断する仕様となっています。
「iOS 18.0」のリリースが9月24日なので端末が正式に「睡眠時無呼吸の通知」が可動するのは最短でも10月下旬です。
でも、日々の測定結果は「ヘルスケア」アプリの「ブラウズ>呼吸>呼吸の乱れ」で見れます。
このデータを見れば端末からの通知以前に「睡眠時無呼吸症候群」の可能性が高いか否か判断できます。


翻訳
今までも「iPhone」では「翻訳.app」を使い翻訳を使うことができた一方で、「Apple Watch」単体では翻訳機能が使用することができませんでした。
しかし、「watchOS 11.0」から「Apple Watch」単体で翻訳機能が使えるようになりました。
わざわざ「iPhone」を取り出さず手首にある「Apple Watch」で翻訳が完了するのはかなり便利になる予感しかしません。

昨今は、海外からの旅行者が多くなっています。
今までは、困っているような旅行者を見かけても相手の言語がわからず、話しかけても会話が成立しないので躊躇するシーンがありました。
でも、手元の「Apple Watch」で会話が成り立つなら、積極的に話しかけることが可能です。
実際、「Apple Watch Series 9」でテストをしましたが、翻訳言語をスピーカーで流しても、かなりハッキリと聞こえました。
雑踏で騒音が多くない場所なら「Apple Watch」のスピーカーを使っての会話が成り立つと感じましたので、今後は「Apple Watch」の翻訳機能を積極的に使っていきたいと思います。

でも、このように「iPhone」や「Apple Watch」などモバイル端末で日常会話程度の翻訳が可能なら、今更外国語を習得する必要もないかと考えてしまいます。
ビジネスや海外移住を考えているなら現地言語を話せるのは必須でしょう。しかし、海外旅行でのレストランでの注文や電車の乗り方、観光地への道順などの会話程度ならモバイル端末の翻訳で十分。
語学学校や「iPhone」で提供されている外国語会話勉強アプリの必要性も低くなってきたと感じました。
まとめ
今回、「睡眠時無呼吸の通知」と翻訳の2つについて使用した感想を記しました。
どちらとも、期待を裏切らない出来でした。
現状、「睡眠時無呼吸」の予兆はなさそうです。なので、「睡眠時無呼吸の通知」は裏で働いてもらいます。
また、今回の「Apple Watch」単体による翻訳機能追加により、苦労することが多い語学の勉強をしなくても良くなったのは良いです。一方で、これにより語学学習への勉強意欲が阻害されてしまうのはデメリットとも思えます。
しかし、だれでも海外の人と会話が楽になるのですから、この機能追加がプラスになる人が多いのは確かです。これで少しでも日本人の外国語コンプレックスが払拭されればと思いました。

