「cocoon」リニューアル前後を雑記する

「cocoon」 iPhone

このブログは2025年1月から「WordPress」の無料テーマ「cocoon」に代えて運用しています。
今回は、「cocoon」に乗り換える前後のことを雑記風にツラツラと書いていきます。

「カテゴリー」分けの見直し

今回のリニューアルで「投稿」ページの「カテゴリー」分けの見直ししました。
これは、私の日常環境の変化が理由です。
見直しの内容は下記の通りです。

今まで単独カテゴリーになっていた「Football」と「Travel」を大カテゴリーの「Other」に統合しました。

「Other」のサブカテゴリー

「Other」のサブカテゴリー

「Football」を統合したのは、過日本代表の試合観戦記を終了したためサッカー関連の記事が少なくなったからです。

2020年に発生した「COVID-19」のパンデミック。
政府はパンデミック終了を宣言。メディアも政府の意向を踏まえ「コロナ禍」と報道を繰り返しています。しかし、現実にはまだ感染が続いています。
このような状況のため、海外旅行はもちろん、国内旅行もまだ楽しめない状況です。
なので、本当にパンデミックが終了するまで「Travel」もサブカテゴリーとしました。

「iPhone」のサブカテゴリー

「iPhone」のサブカテゴリー

今まで「iPhone」は脱獄環境が必須でした。
しかし2023年9月、「iPhone 15 Pro」の買い替えを機に入獄環境に移行。このため今後、脱獄に関した記事は少なくなることが予想されます。
よって、「Football」、「Travel」同様「Jailbreak」も単独のカテゴリーにするほどのボリュームはなくなるので、「iPhone」のサブカテゴリーにまとめました。

以上ような状況の変化により、今回のリニューアル移行においては「iPhone」、「Apple」、「Other」の3カテゴリーに集約しました。

「Apple」のサブカテゴリー

「Apple」のサブカテゴリー

各端末での表示確認が簡単に

これは、管理者サイドでのメリットです。

「cocoon」は、管理者権限でログインしているとブラウザー下部に「Responsinator」が表示されます。
当初、「Responsinator」が何なのかわからず作業の邪魔としか感じませんでした。
しかし、「Responsinator」が表示されている理由を知ってからは評価が一変。管理者にとってとても便利な機能と認知しました。

画面下部の「Responsinator」からシュミレーション

画面下部の「Responsinator」からシュミレーション

「Responsinator」は、そのページがスマホやタブレットなどのモバイル端末でどのように表示されているのかをシュミレーションしてくれるツールです。
「macOS」の「Safari」だと、「ツールバー」の「開発→ユーザーエージェント」から「chrome」などの各ブラウザーや「iPhone」、「iPad」をシュミレーションできます。

スマホをシュミレーション

スマホをシュミレーション

でも現在、ほとんどのブラウザーが「W3C(World Wide Web Consortium)」に準拠しています。
「IE」が「W3C」に準拠していないのに大きな顔をしていたのとは時代が異なったため、各ブラウザーでのチェックの重要性は低くなっています。

一方で、スマートフォンやタブレットはサイズ違いが多く、Webサイト管理者としてはサイズごとのチェックが重要になっています。
このような時代の流れからも、スマートフォンやタブレットの各サイズのシュミレーション表示ができる「Responsinator」は現状に則した実用性が高く便利なツールです。

タブレットをシュミレーション

タブレットをシュミレーション

「クラシックエディタ」を継続

今回のリニューアルを機に「WordPress」で記事を書く際のエディターを「クラシックエディタ」から「ブロックエディタ」に切り替えることを決意していました。

何故なら、「WordPress」が推奨エディターを「ブロックエディタ」としてから10年近くなります。
10年も経過しているので今後「クラシックエディタ」がまったく使えなくなる可能性も排除しきれません。
環境が変らないと、なかなか切り替えをしにくいものです。なので、このリニューアルという機会は丁度良いと考えていました。

前回「ブロックエディタ」に馴染めなかったのは、「WordPress」に馴れていなかった面もあったのではないかと考えています。
「WordPress」に馴染んだ今回は、もう「クラシックエディタ」に戻ることはないことを期待していました。

でも、同じ結末になってしまいました

やはり使いづらい!

私は、ブログの文章を直接「WordPress」に書いていません。
「macOS」のエディター「Jedit Ω」で書き上げてから「WordPress」にはコピー&ペーストで持ってきています。
このため、「WordPress」の「投稿」ページ上では画像の取り込みや<h2>や<h3>などのタグの追加だけを行います。

このような作業手順だと「ブロックエディタ」である必要はありません。
むしろ、手打ちのHTML仕様に近い「クラシックエディタ」の方が作業をしやすいのです。

ということで、当初の意気込みとは異なった結果となり、今回も私は「クラシックエディタ」で作業を続けることになりました。

「クラシックエディタ」で書く

「クラシックエディタ」で書く

「Lightbox」の導入を検討

「Lightbox」の導入を検討しました。
「Lightbox」というのはブログ上の画像を拡大してポップアップ表示する機能です。最近多くのWebサイトで採用され一般化しているのでお馴染の機能です。

「Lightbox」の動作

「Lightbox」の動作

今まで私は拡大画像は別ウインドウに表示していました。
「Lightbox」のような機能は、今までの拡大表示とは大きく異なるので「リニューアル感」を強調するには最適です。

しかし、私はいろいろなWebサイトで「Lightbox」を体験しましたが、この表示方法がシックリきていません。
別ウインドウなら画像と該当する文章を同時に確認することができますが、「Lightbox」にはそれができません。
今まで読んでいた文章が消えてしまうのに不便さを感じているのだと思います。

リニューアル感は出るのでしょうが、自分自身が納得していないのを採用するのには違和感があります。
そのように考えた上で、画像の拡大は、今まで通り別ウインドウでの表示にしました。

「Gutenberg」を無効にする

「Gutenberg」を無効にする

「Updraft Plus」でのバックアップ先

「WordPress」のバックアップには前回と同様に「Updraft Plus」を使いました。
「Updraft Plus」はバックアップする間隔と保存先を設定するだけ。難しい設定がないのが嬉しいところです。

また、バックアップ先は「WordPress」がインストールしてあるサーバーの他、クラウドストレージも選択できます。
今までの「WordPress」ではバックアップ先に「Dropbox」を指定していました。
今回「保存先の選択」を選ぼうとしたら先月無料20GBで契約をした「pCloud」があるのに気付きました。

「pCloud」が使用できなかった

「pCloud」が使用できなかった

結局「Dropbox」を使用

結局「Dropbox」を使用

「Dropbox」は無料で容量9GBしかないですが、「pCloud」は容量倍増キャンペーンを利用したことで20GBと倍以上の容量があります。
そこで、保存先を「pCloud」にすることにしました。
ところが「pCloud」を保存先に指定し作業を進めると、有料の「プレミアム版」でないと利用できないとのアラートが出ました…
「同じクラウドサービスなのに何故?」と思いましたが、そのような決まりなのでしょう。
仕方がないので今までと同じく「Dropbox」を保存先に指定しました。

「スキン」の充実

「スキン」とは、服の着替えのような機能です。
テーマはそのままで外観を代えることでリニューアル感を演出することができます。
テーマを代えるのは大変な作業となるので、記事執筆だけに集中したいと考えているブログ運営者ならなるべく関わりたくない作業です。
「スキン」なら服を着替えるよう手軽にその思いを実現します。

「cocoon」は、この「スキン」が豊富なのが特徴です。
前テーマの「THE THOR」でも9種類の「スキン」がありました。
しかし、その中にはECサイト用やビジネス用などがあり、個人ブログとして使えるとなると数は限られました。

「スキン」一覧

「スキン」一覧

しかし、「cocoon」は「スキン」を外部プログラマーに開発をオープンにしています。
このため、「cocoon」の「ダッシュボード」には40種類以上(色違いを含めないで)の「スキン」が並んでいます。
その上、その多くが個人ブログで使える「スキン」というのも嬉しいところです。
有料テーマでも「スキン」がこれだけ豊富に揃っているのはありません。
「cocoon」は無料テーマですが、外部プログラマーに開発をオープンにしたことのメリットです。

これだけ豊富にあれば、テーマを代えないでも自分にフィットした「スキン」がいくつも見つかるはずです。
このように見ていくと「cocoon」は初心者にだけでなく、「WordPress」を使い込んでいる長期ユーザーにもメリットは多いといえるでしょう。

情報量は有料、無料ではなくユーザー数の多さ

海外発のテーマの場合、ユーザーが多いとしても日本人はその数割。なので、日本語でのトラブルやカスタマイズの情報はユーザー数に比べどうしても見劣りします。

一方、「cocoon」は日本発なので、そのユーザーは日本人がほとんどのはずです。また、「cocoon」は、無料テーマでいつも1位と人気があります。
このような条件のためか、「cocoon」の日本語でのトラブル解決やカスタマイズの情報が多いのが目立ちます。

私は今までサポートの確かさを理由に有料テーマを選んで来ました。
しかし、「cocoon」での情報の充実度を実感して、トラブル解決やカスタマイズ情報の充実度は有料、無料の違いではなくユーザー数の多さと結論付けました。

まとめ

以上、「cocoon」移行に伴った事象や移行後の変化について雑記風にツラツラと書いてきました。
こう振り返ると変ったことは当然ありましたが、変らなかったことも結構あったのでした。

2025年にリニューアルしたので、今後数年はリニューアルの心配をしなくても良いはずです。
でも、「cocoon」は「スキン」が豊富なので、定期的に「スキン」を代えるかもしれません(^▽^)

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